『WIND BREAKER』キャラポスター(JUNON)(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会 ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのJUNONが、実写映画『WIND BREAKER』(12月公開 公式略称:ウィンブレ)に出演することが25日、発表された。JUNONは今作が、本格演技初挑戦となる。
【写真】顔そっくり!派手に髪染めた桜姿の水上恒司 『WIND BREAKER』ビジュアル
『WIND BREAKER』は、漫画アプリ『マガジンポケット』(講談社)で2021年より連載中の人気不良漫画。偏差値は最底辺、ケンカは最強と言われる風鈴高校を舞台に、トップを目指して街にやってきた桜遥が、仲間とともに街を守る集団“防風鈴”の一員として街を守るため戦う姿を描いている。
街を守る正義の不良というこれまでにない設定と、個性的で魅力あふれるキャラクター、不良漫画として王道の物語展開が人気を博し、コミックス累計発行部数は800万部を突破。「全国書店員が選んだおすすめコミック2022」受賞、テレビアニメ第1期が2024年4月〜6月、第2期が2025年4月〜6月に放送され、ゲーム化、舞台化もされている。
JUNONは、風鈴高校のてっぺんである梅宮一を崇拝する荒くれ者の杉下京太郎を演じる。そのほか、主人公・桜を水上恒司、ケンカは弱いが情報収集に長けた桜を慕う楡井秋彦(にれいあきひこ)を木戸大聖、頭脳明晰かつカンフーや合気道を彷彿(ほうふつ)とさせる拳法の使い手で右目の眼帯がトレードマークの蘇枋隼飛役を綱啓永、風鈴高校3年で四天王のひとりとされる武闘派・柊登馬役を中沢元紀、風鈴高校のてっぺんを意味する総代を務める梅宮一役を上杉柊平が演じる。
今回解禁された特報映像では防風鈴のメンバーがお披露目された。JUNON扮(ふん)する杉下が、相手を机ごと叩き落すド派手なアクションシーンも収められている。撮影現場では秒速25km超えの立つことも難しい爆風を作り出す特機を複数配置し、風が吹き荒れる中で疾走感あふれるアクションシーンを撮影した。
実写映画の撮影は2025年2月から4月にかけて沖縄県でのオールロケを敢行。物語の中心地ともいえる防風鈴たちが守る<東風商店街>は県や自治体、地元住民の方々からの最大級の協力を得て、実在の商店街を借り、映画用の店舗看板、外装・内装を1店舗ずつ装飾し、原作のアイコンとなる東風商店街のアーチや防風鈴の口上が描かれた看板などもゼロから建設するなど大規模なオープンセットを制作。原作のエッセンスを踏襲しながら映画の世界観を見事に作り出した。
監督は『ブルーピリオド』などで知られる萩原健太郎氏、脚本は『ハケンアニメ!』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した政池洋佑氏が担当する。
【JUNON(杉下京太郎役)コメント】
この度、杉下京太郎役を務めさせていただいたBE:FIRSTのJUNONです。『WIND BREAKER』は見ていた作品だったので、お話をいただいた時はとても驚きましたが、素直にうれしかったです。演じさせていただいた杉下京太郎は、寡黙で一見凶暴、かつ総代に従順なキャラクターなのですが、ある意味コメディ要素もあるキャラクターなので、実写として表現する際にどのように演じれば良いか難しいなと感じていました。
僕自身、初めての映像作品だったので、撮影が始まる前は不安と緊張でいっぱいでしたが、共演者のみなさんの演技やそれぞれの役への向き合い方などを撮影を通してたくさん学ばせていただきました。本当に温かい現場でたくさん救われました。みなさんにもこの作品を愛していただけたらうれしいです。
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