10人に1人が梅雨時の“聞こえの変化”を実感 気圧や湿気で「耳鳴り」や「耳のこもり感」

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2025年06月25日 15:20  OVO [オーヴォ]

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10人に1人が梅雨時の“聞こえの変化”を実感 気圧や湿気で「耳鳴り」や「耳のこもり感」

 農作物などには恵みの雨、降るときは降ってくれないと、とは思うものの、ジメジメした気候はそれなりに気分が落ちる感じ。でも落ちるのは気分だけではないらしく、気圧や湿気の影響で、「聞こえ方」に変化を感じる人も多いようだ。ミライスピーカーのサウンドファン(東京)が実施した「梅雨時の聞こえの変化に関する調査」によると、10人に1人が「音がこもる」など聞こえ方の変化を感じていた。

 全国の20歳以上の人を対象に6月1〜8日に調査を実施、930人の回答をまとめた。まず梅雨時に聞こえの変化を感じる人は20〜40代に多い。一般的な聞こえの変化は、加齢による影響によるものが多く、高齢になると顕著に表われてくるが、梅雨時の聞こえについては働き盛りの中年層や若年層にも影響しているらしい。具体的には、「耳鳴り」が最も多く、「耳の詰まり感」「こもり感」を訴える声も多かった。「全体の音が遠く感じる」といった音質の変化に違和感を持つ人も多く、梅雨時に“聴覚の鮮明さ”が落ちている様子がうかがえた。

 梅雨時、聞こえに変化を感じるという人に「梅雨時に限らず、『聞こえにくさ』を感じた際、どのような対策を検討したことがあるか」(複数回答可)と質問したところ、最も多かった回答は「特に何もしていない」(34.0%)。次いで、「耳のマッサージや血行改善など」(22.0%)、「テレビの音量を調整した」(22.0%)、「病院や耳鼻科を受診・相談した」(14.0%)などが上位に挙げられた。サウンドファン社では、梅雨時の聞こえにくさは体調面での変化だけではなく、雨音などによる環境面での聞こえづらさも含まれている可能性があると分析している。

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