
「無印良品」の人気商品! 使って実感、楽し過ぎる「せいろ蒸し」ライフ
「せいろ生活」を紹介しているSNSをフォローし続けて数年の筆者。ずっと憧れていたものの、収納スペースの確保と手入れの心配からなかなか購入に至らなかったわけですが……。今回、無印良品で販売されて以降、品切れ続きという「せいろ」をゲットし、ついに「せいろ蒸しライフ」がスタートしました。
サイズ選びに悩むせいろ。重ねられるから大でも小でも問題なし!?

購入に踏み切れなかった理由の1つは、サイズ選びの難しさ。小さいせいろで1人ランチも魅力的だし、夕食に大きいせいろでたくさんの蒸し野菜を食べるのも憧れます。
無印良品のせいろのサイズを比べてみると、「小」なら直径18×高さ8cmで1090円。「大」なら直径23×8cmで1490円。直径5cmの違いで金額の差は400円。筆者は迷った末に「大」を選びましたが、果たして正解だったのか?と購入後も心配していました。
結果的には、家族4人では「大」のサイズが必要でした。とはいえ、「小」でも足りなければ重ねられるので、例えサイズ選びを間違えたとしても、どうにでもなる気がします。
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せいろ生活のために「必要なもの」と「かかった費用」

せいろ生活を躊躇(ちゅうちょ)していたもう1つの理由が、金額。実際にせいろ生活を始める前にかかった費用は以下の通りです(全て無印良品でそろえた場合)。
・せいろ大 2段 2980円
・同サイズの蓋 890円
・アルミ受け台 1190円
・シリコーンシート 390円
合計 5450円
初期費用はそこそこかかりますが、長く使えると思えば高くはない印象です。
アルミ受け台はフライパンや鍋の上に置くもので、せいろのサイズと合っていれば必要ありません。シートはせいろと食材の間に敷くものですが、繰り返し使えるシリコーンシートか、使い捨てのペーパーのどちらでも大丈夫です。

使い始める前にやっておくこと
調べてみると、せいろは使い始めが大切とのこと。まず流水で洗って汚れを落としたら、水を沸騰させて、せいろをのせて10分「空蒸し」をします。空蒸しをすることで木の収縮を防ぎ、木のアクやにおいも取り除けます。蒸すときと使用後のお手入れ

まずせいろをさっと水で濡らしたら、シートを敷いて蒸したい食材をのせます。鍋やフライパンにたっぷりの水を張り、お湯が沸いたら受け台の上にせいろをのせて蓋をします。
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使い終わったあとのお手入れも気になるところです。野菜を蒸しただけなら、お湯で湿らせた布で拭くだけで大丈夫です。汚れが気になる場合はぬるま湯でさっと洗ってから、風通しの良い場所でしっかり乾かすことが大切です。
感動! 蒸せばなんでもおいしくなる!?
せいろを使う料理はたくさんありますが、なるべく手間をかけずに楽しみたい! ということで、初心者でもできそうなものをいくつか試してみました。野菜&鶏肉

まずは蒸したらおいしそうな野菜や鶏肉から挑戦です。素材を切ってのせただけなのに、なんとも豪華な印象です。
シュウマイ

次に試したのは、こちらもずっと挑戦してみたかったシュウマイ。いつもはフライパンで蒸していましたが、水っぽくならずにふっくら仕上がり、家族からも好評でした。
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パンもOK! 朝食用の“ワンせいろ”

いつか挑戦してみたかった朝食用せいろに挑戦。蒸してそのまま食卓へ……という手間いらずなのに、栄養豊富で朝から幸せな気分になれます。パンも蒸してみるとふっくらして、焼いたパンとは違ったおいしさになりました。
プリン

手間がかるイメージで作らなかったプリンも、せいろで蒸すだけならハードルが下がった印象です。蒸しパンも混ぜて蒸すだけで作れるので、スイーツ作りにも挑戦しやすくなりますね。
次はなにを蒸そうか?と考えるのが楽しみに!

せいろを購入する前は収納場所やお手入れを心配していましたが、出しっぱなしにしてもインテリアの邪魔をしないし、手入れも拍子抜けするほど簡単でした。
次はどんなレシピを作ろうかなと考えるのも楽しく、すっかりせいろ生活にハマってしまっています。まだ迷っているという人は、無印良品のせいろで蒸しライフを始めてみませんか。
※価格は全て税込。2025年6月時点の商品情報です
(文:鴨西 玲佳(プチプラ・100均インテリアガイド))