


普段、風邪をひくことがほとんどないコウが38度を超える熱を出しました。こんなときにかぎってかかりつけの小児科がお休みです。一日安静にして寝ていたのですが、その夜、夫が買い物袋いっぱいに食べ物を買って帰ってきました。


「食べたら治る」を信じ込んでいる夫は、熱で食欲のないコウにも無理やりごはんを食べさせようとしてきました。「気持ち悪い」と言っているコウにしつこく食事を勧める夫に呆れて、「みんながみんなあなたと同じじゃない」と説明するのですが、夫は理解ができないようです。

私が夫のやり方では熱が下がらないことを、夫は一応理解してくれています。けれど「男女の違い」だとでも思っているのでしょうか。息子のコウは男の子で小学生になったし、自分と同じやり方で熱が下がると言うのです。
コウも熱があるときは「食欲がない」と、私と同じことを言っているのに、無理に食べさせるのは可哀想だと思います。
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【後編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・むらみ 編集・みやび