【陸上】福部真子、世陸切符獲得へ自信「標準は固い」8月に標準記録突破を狙う/日本選手権

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2025年07月06日 21:48  日刊スポーツ

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女子100メートル障害決勝、優勝の田中(中央)は2位中島(左)、福部と笑顔で記念撮影(撮影・足立雅史)

<陸上:日本選手権>◇6日◇最終日◇東京・国立競技場◇女子100メートル障害(ハードル)決勝



日本記録保持者でパリ五輪代表の福部真子(29=日本建設工業)が、12秒93(向かい風0・4メートル)で3位に入った。


9月の世界選手権東京大会の代表内定とはならなかったが、8月24日までに参加標準記録(12秒73)を突破すれば、2大会ぶり2度目の出場権を獲得できる。昨秋に高熱に悩まされる「菊池病」を患い、今季も体調不良が続く中、表彰台を死守。「もうちょっと前で戦いたかった」と振り返りながらも「地力は上がっている」と手応えを口にした。


今後は8月に3試合に出場予定。「そこでの標準(切り)は固いと思う。去年は12秒60までという感覚だったが、今年は5台中盤が見えてきた」と自信を示した。


田中佑美(富士通)が12秒86で初優勝。2位には中島ひとみ(長谷川体育施設)が同タイム着差ありで続いた。今季限りで競技の第一線から退く寺田明日香(ジャパンクリエイト)は13秒09で6位だった。

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