<陸上:日本選手権>◇6日◇最終日◇東京・国立競技場◇男子400メートル障害(ハードル)決勝
井之上駿太(23=富士通)が初の世界選手権代表に内定した。48秒99で3位となり、すでに参加標準記録を突破していたため、9月の東京大会の切符をつかんだ。「うれしさよりも安心した気持ちが大きい」と安堵(あんど)した。
今大会で3位以内に入れば内定となる中、前半から積極的に飛ばした。「3番以内というつもりだと負けると思った。前半から主導権を握るレースを貫きたかった」。優勝した小川大輝(東洋大)に0秒38差をつけられたが「ここで内定を決められたのは誇れる」とうなずいた。
世界選手権では01年為末大の日本記録(47秒89)へ挑む。「自分を信じて、ここから2カ月でパフォーマンスを高めたい。日本記録を目指してトレーニングを積んでいきたい」と誓った。
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