
今日13日(水)の午後は大気の状態が不安定になり、急な雨や雷雨があるでしょう。特に山沿いで可能性が高く、お盆休みで山のレジャーを楽しんでいる方は急な雨や雷雨にご注意ください。
今日13日の午後は急な雨や雷雨に注意
今日13日(水)は、本州付近に前線が停滞しています。先日の九州を中心に記録的な大雨をもたらせた前線ですが、勢力を弱めて関東付近にもかかっています。午前10時30分現在、関東では神奈川西部や東京の多摩地方、埼玉や群馬の一部で雨雲が沸いています。
このあと午後になると、前線や湿った空気、日中の気温上昇によって、大気の状態が不安定になるでしょう。所々で雨雲や雷雲が発生する見込みです。山沿いが中心となりますが、局地的に傘をさしていても濡れてしまうほどの激しい雨が降ることもあるでしょう。
発雷確率を示した図を見ると、今日13日の午後6時には関東甲信では、山梨県を中心に雷が発生する確率が高く、長野県や神奈川県、東京都、埼玉県、群馬県を栃木県でも雷雲が発生する可能性があります。山沿いで確率が高くなる傾向となっています。お盆休み期間中で山登りやキャンプを楽しんでいる方もいると思います。黒い雲が見えた、ゴロゴロと雷の音が聞こえた、急に冷たい風が吹いたなど、天気の急変の合図があった場合は安全な場所へ避難しましょう。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
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