【フィギュア】13歳金沢純禾JGP初出場V 小2で北海道から転居「勝手に関西弁になったり」

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2025年09月08日 10:38  日刊スポーツ

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ジュニアグランプリシリーズ第3戦イタリア大会を終え、帰国した右から女子優勝の金沢純禾、男子優勝の西野太翔、3位の植村駿(撮影・松本航)

フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)シリーズ第3戦イタリア大会で国際大会デビューした女子の金沢純禾(すみか、13=木下アカデミー)が、初出場初優勝を喜んだ。


開催地のバレーゼからミラノを経由し、8日に羽田空港へ帰国。今大会はショートプログラム(SP)65・37点で首位発進し、フリー3位の120・40点で合計185・77点を記録した。フリーは冒頭の3回転ルッツが乱れながら、以降のジャンプで冷静にリカバリー。笑顔を見せながら「ミスがあった中で優勝できたことにビックリしています。練習もミスした時用に先生と相談してやっていたので、練習してきたことが出たのかなと思います」と初々しく振り返った。


札幌市の出身。小学2年生になるタイミングで、浜田美栄コーチの指導を受けるために関西へと引っ越した。慣れない土地だったが、6年が経過し「話す相手によって、勝手に関西弁になったりします」とほほ笑む。木下アカデミーの先輩の多くが国際大会を転戦しており「小さい時に今シニアの方のジュニアグランプリを、テレビで見ていました。それに出ているのが夢みたいでした」。手の甲に「絶対大丈夫」と記し「いつもはあまり書かないですけど、今回は書いておかないと焦りそうと思いました。自分を信じてやれたと思います」と笑顔を見せた。


今大会はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避したが「練習していて、だいぶ確率良く降りられるようになっている。トリプルアクセルを入れて、ノーミスしたい気持ちがあります」と誓う。合計200点超えを目標とし、貪欲に成長していく。【松本航】

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