【Mリーグ】渋谷ABEMAS多井隆晴「僕は生まれ変わりました」理想はあの名作サッカー漫画

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2025年09月15日 15:21  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

渋谷ABEMASの左から白鳥翔、多井隆晴、日向藍子、松本吉弘、塚本泰隆監督

プロ麻雀リーグ「Mリーグ2025−26」の開幕イベントが行われる15日、都内で、渋谷ABEMASの選手たちが取材に応じた。多井隆晴が“キャプテン”としての意気込みを語った。


開幕を迎えた心境を聞かれ、「僕は生まれ変わりました」と神妙な面持ちで話した。「チームって何だろう、と、この10日間考えました。僕なりに結論が出ました。やっぱりチームを大切にする心が大事なんだな、って。本当に思ったんですよ」と説明した。「昔の、あの頃の『(週刊)少年ジャンプ』の。スポーツものを読み直して。やっぱチームワークだなぁと思って。10日間練りに練ってきました」と告白した。


特に「キャプテン翼」が理想の1つだといい「みんなの個性を大事にして、時には衝突もしつつ、引っ張っていく。僕らもいろいろ衝突してきたんで。今、熟成されている頃合い。やっと1つになった」と表現。「今本当に彼たち(チームメート)は、心から今僕を“キャプテン”と思っていると思います。8年目で一番いいチームになってると思う」と胸を張った。


「Mリーグって、チームスポーツ、チームスポーツと言われておいて、勝ってるチームはすごく雰囲気いいし、負けてるチームはどうしたって雰囲気良くないというか、やっぱ暗くなっちゃうんですよ。全チームそうなんですよ」と分析した上で「僕たちは、負けてても雰囲気良くしようってやったら最強なんじゃないかと。そんなチーム多分今までないので。僕は今回、裏方に回りますよ。マネジャーの仕事もやります」と宣言した。


トッププロの1人として、常に対局でも注目を浴びる存在だ。「去年、結構負けちゃってチームに迷惑をかけました。あと僕、勝っても負けても全ての試合でずっと(SNSNで)トレンドになっちゃってたんですよ。それもちょっと違うなと。調子に乗ってんなと」と振り返り、「もう1度あの頃に戻って、感謝の気持ちとか謙虚な心とかを。応援されるのが当たり前になってたんですよ。大した仕事しなくても食べれるのが当たり前になってたんですよ。そこでちょっと甘えが出た。そりゃダメだな、みたいな」と省みた。


「だから、ちゃんとやらないと明日Mリーグがなくなっちゃう、みたいな危機感を持って、あと3年くらいやってみようかなと。僕、長い目標を立てるのが苦手で。3年ぐらいだったら守れるんで。3年間、チームメートを大切にして、謙虚な気持ちでやってみようと思って。それダメだったらもうやめようかなって、そんな感じで。だからあと3年、見ててください」と呼びかけた。

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