令和ロマンくるま(31)が15日、東京・イイノホールで行われた主演映画「ミーツ・ザ・ワールド」(松居大悟監督、10月24日公開)完成披露上映会に登壇。映画初出演ながら、アドリブをも交えた芝居を披露し、主演の杉咲花(27)から「すてき。くるまさんの思考から生まれたように、せりふが聞こえる」と絶賛された。
「ミーツ・ザ・ワールド」は、芥川賞作家・金原ひとみ氏による第35回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説が原作。歌舞伎町を舞台に、擬人化焼き肉漫画「ミート・イズ・マイン」に全力で愛を注ぎながらも、自分を好きになれない、自己肯定感が低い三ツ橋由嘉里を演じた。腐女子仲間が次々に結婚していく中、将来に不安を覚えて婚活するが惨敗する役どころだ。くるまは、由嘉里が合コンで出会う男・奥山譲を演じた。
くるまは、映画では初の舞台あいさつの緊張からか、冒頭は声が小さすぎた。「初めての完成披露試写会なので(声を)抑え過ぎました。初めての映画の出演になり、温かく迎えていただき、この日を迎えました」と感謝。初めて挑んだ映画の撮影については「何か、人が多いなと思いましたね。バラエティーや、お笑いはカメラの横に1人しかいない。映画は、たくさん人がいて(カメラに)映らないようにしていた。すごい新鮮で、温かい現場」と語った。
一方で、歌舞伎町のNo.1ホスト・アサヒ役でホスト&既婚者役を初めて演じた、板垣李光人(23)と、この日舞台あいさつの衣装が、レザーで丸かぶりになってしまったことには自らダメ出し。「なぜ、板垣さんとレザー、かぶったんだろう。確認不足…絶望でした。何で、こんなイケメンとかぶったんだろう」とボヤいた。
ただ、初挑戦ながら演技力は確かなようだ。先輩のニューヨーク屋敷裕政(39)が松居大悟監督(39)の22年「ちょっと思い出しただけ」に出演した経緯もあり、くるまは「そのまましゃべればいんですよね? と言った」と監督への質問を明かした。同監督から「『芸人みたいに見えたら嫌なので、崩してもいいですか?』と話し合った。台本にないところも話した」と、アドリブまで披露したと明かされると、くるまは「適当に話すのが、ご覧の通り、得意なので」と、まんざらでもなさそうだった。
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この日は南琴奈(19)渋川清彦(51)筒井真理子(64)も登壇。
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