コクヨ(大阪市)は、努力を見える化することで大人の学習習慣化をサポートするIoT文具「大人のやる気ペン」(希望小売価格9900円)が、8月に販売数1万台を突破したと発表した。
大人のやる気ペンは、子ども向けに人気だった「しゅくだいやる気ペン」(2019年に発売、同7599円)を大人版に進化させたもの。資格の勉強やスキルアップを目指す人が、学びを続けやすくなるように工夫されている。
いつも使うペンに装着することで、加速度センサーで測定したデータを、勉強に取り組むことで蓄積される「やる気パワー」として記録。LEDの色変化として日々の努力を“見える化”する。データは本体内のメモリーに保存され、学習後にBluetoothでスマートフォンと通信して専用アプリと連動する。
応援購入サービス「Makuake」での先行販売および5月からの一般販売を通じて、当初想定の年間販売数である1万台を8月に突破し、実質5カ月で達成した。やる気ペンシリーズ全体では、累計販売数7万台を突破した。
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一般発売3カ月後のユーザーアンケート(8月29日〜9月4日実施、414人が回答)では、満足度が85%と先行販売時を超える高評価が得られた。
具体的な効果として「学習の継続ができるようになった」「学習時間が増えた」「目標達成への意欲が高まった」との声が目立った。また、家族からの贈り物として手に入れたという声も寄せられた。
コクヨは「今後も、子どもから大人まで人生100年時代の学びを応援するサービス開発に取り組む」とコメントした。
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