<バレーボール・ワールドチャレンジシリーズ:サントリー−ペルージャ>◇第1戦◇7日◇東京・有明アリーナ
バレーボール男子日本代表の顔が、激突している。日の丸の攻守の要、高橋藍(24)が所属する昨季SVリーグ覇者のサントリーと、代表キャプテン石川祐希(29)が所属する欧州チャンピオンズリーグ優勝のペルージャ(イタリア1部)が、エキシビションマッチで初めて顔を合わせた。今年1月に両クラブが締結したパートナーシップによる交流の一環。代表でアウトサイドヒッターの対角を組む石川と高橋は、国内初の直接対決となっている。
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第1セット、サントリーはセッター関田誠大、オポジット(OP)ムセルスキー、アウトサイドヒッター(OH)高橋藍、クリュカ、ミドルブロッカー(MB)小野寺太志、柏田樹、リベロ小川智大をスタメンで起用。ペルージャ石川も名を連ねたが、世界最高峰のセッタージャネッリはベンチスタートとなった。サントリーがムセルスキー、柏田のスパイクなど3連続得点で先制。その後もクリュカやムセルスキーのブロックなどが決まり、15−7とリードを広げた。ペルージャはMBのロセルがブロックなどで気を吐き、石川が高橋をブロックするなど後半は18−14と追い上げる。終盤にはジャネッリが登場。だが、サントリーは小野寺の速攻でセットポイントを奪うと、最後も小野寺が決め、25−20で逃げ切った。
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