画像提供:マイナビニュース近畿日本鉄道、南海電気鉄道、名古屋鉄道の3社は7日、合同企画「3・3・SUN デジタルフリーきっぷ オリジナル入場券セット」を10月11日から販売開始すると発表した。
近鉄と南海電鉄、名鉄が連続3日間乗り放題となる「3・3・SUN デジタルフリーきっぷ」が19年ぶりに復活し、好評を博していることを記念した企画となる。記念入場券は「3・3・SUN」にちなみ、近鉄は三本松駅、南海電鉄は三国ヶ丘駅、名鉄は三柿野駅と、各社の「三」が付く駅の入場券計3枚をセットにした。発売額は1,200円で、3社それぞれ自社車両をデザインした異なる図柄の台紙が付属する。3社分の台紙裏面を並べると、「3・3・SUNデジタルフリーきっぷ」の全エリア地図が完成するしかけとなっている。それぞれの台紙に各社異なる車両をデザインしたPRロゴと同じデザインのオリジナルマグネットを収納しているという。
台紙の中面にはスタンプ押印欄があり、各社指定の駅に設置される記念スタンプを集めることができる。近鉄は宇治山田駅(改札外)、南海電鉄は三国ヶ丘駅(改札内)、名鉄は神宮前駅(改札内)にスタンプを設置(2025年10月14日から2026年3月31日まで)する。
「3・3・SUNデジタルフリーきっぷ」は、10月11・12日に東京・お台場のイーストプロムナードで開催される「鉄道の日 鉄道フェスティバル」の各社ブースで販売されるほか、近鉄は「きんてつ鉄道まつり」(11月1・2日)、南海電鉄は難波駅2階サービスセンター(10月14日から)などで取り扱う。名鉄は「鉄道フェスティバル」での残数がある場合、各種イベント会場で販売する予定としている。
その他、各社で車両に特製PRロゴを掲出し、「3・3・SUNデジタルフリーきっぷ」を盛り上げる。近鉄は大阪線・名古屋線の5800系各1編成に、南海電鉄は南海線3000系と高野線6200系に、名鉄は名古屋本線・犬山線などの3300系と小牧線300系にそれぞれ掲出(各社とも掲出期間は2026年3月末までの予定)する。(佐々木康弘)