綾瀬はるか、今田美桜ら紅白司会にNHKメディア総局長「よりよい司会を務めていただければ」

NHKは16日、都内の同局で定例会見を行った。

大みそかに行われる「第76回NHK紅白歌合戦」（午後7時20分）は、女優の今田美桜と綾瀬はるか、タレントの有吉弘行、同局の鈴木奈穂子アナウンサーの4人が司会を務めることが14日に発表された。綾瀬は6年ぶり4度目、有吉は3年連続、今田は初めてとなる。

山名啓雄メディア総局長は「複数回やっている司会の方はこれまでの経験を生かしつつ、もっとこういうことをやりたかったという思いもお持ちだと思う。現場の制作担当と話しながらよりよい司会を務めていただければと思いますし、今田さんは初めてですので、ぜひ紅白を楽しんでいただければ」と話した。

綾瀬と有吉はともに広島県出身。戦後80年の節目に広島出身者が2人抜てきされたことには「それを前提として選んだということはないと思いますけども、おふたりが広島出身ということを意識して（番組を）つくっていくのかはまだ分からない」とした。

また出場者の選考は「いつも申し上げている通り、今年の活躍と世論の支持と、番組の企画テーマにふさわしいか。この3つをもとに今選考している最中です」。昨年まで2年連続で出場“ゼロ”のSTARTO ENTERTAINMENT所属アーティストについては「STARTO ENTERTAINMENTのアーティストの皆さんがそこにはまれば、もちろんそこも含めて検討しているということだと思います」と話した。