Mrs. GREEN APPLEが16日、公式YouTubeで生配信を行い、今年12月いっぱいで「フェーズ2」終了し、来年1月1日から「フェーズ3」への突入を発表した。
配信前から40万人超が待機。大きな注目が集まる中、伝えたのは国民的バンドへと成長した「ミセス」のさらなる進化を目指すための選択だった。今年デビュー10周年を迎えた同グループは、デビュー5周年だった20年7月に「フェーズ1完結」を宣言し、約2年間活動休止。5人組から3人組に形を変え、22年から始まった「フェーズ2」では、楽曲が高い人気を集め国民的バンドへと成長。大森元貴(29)は、充実した期間だったことに感謝した上で「2025年12月31日をもってフェーズ2を完結致します。夢のようなかけがえのない時間を保存して、しまっておくためにも、完結することを決めました」と語った。重ねて「2026年、1月1日にフェーズ3を開幕します」と新章突入を宣言した。
配信前、SNSでは「活動休止?」と不安視する声も多かったが、そんな声を一蹴。大森は「安心してください、活動休止期間を設けません」と明言し、「メンバー編成は変わりません!」と断言。今後も変わらず3人組で歩んでいく。ただ、ここ近年はほぼ休みがない超多忙の日々だったことを明かし、「来年夏ごろに1カ月の長期休暇を頂きます」と“夏休み”を設けて一息つく予定。重ねてバンドのロゴ変更、来年秋ごろに6枚目のオリジナルアルバム発売も発表。「フェーズ1、2で作り上げたミセスを守りながらアップデートしていきます」と誓った。
若井滉斗(29)は「もっと楽しんでもらえるようにさらに進化していきたい」と語り、藤澤涼架(32)は「寄り深く愛してもらえるような活動をしていきたいと思います」と約束。大森は「フェーズを変えることはミセスをより長く続けていくために必要なこと。ミセスがミセスであり続けることだと思っています。フェーズ3の開幕を思いっきり楽しんでもらえたら」と呼びかけた。
ミセスは、今年5月には新設された国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN2025」で、音楽人5000人が最も評価したアーティスト「最優秀アーティスト賞」に輝き、昨年の日本レコード大賞連覇に続く大きな栄冠を手にした。令和の国民的バンドといえる活躍を続けている。
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