
【写真】佐々木寿人&前原雄大さん、“格闘倶楽部”ポーズで2ショット
12日に前原さんが亡くなっていたことを所属する連盟が公式サイト、公式エックスで発表。68歳だった。前原さんは「Mリーグ」初年度からKONAMI麻雀格闘倶楽部のメンバーとして3シーズンプレー。近年は体調不良に苦しみ、先月には鳳凰戦からの勇退を発表したばかりだった。
前原さんは寿人と公私ともに仲がよく、攻撃的な雀風が似ていることから2人は「チームがらくた」(前原が総帥、佐々木が部長)を結成していたことで麻雀ファンの間でおなじみ。先述のとおり、「Mリーグ」初年度から3シーズン、共に格闘倶楽部のメンバーとして戦っていた。
訃報が伝えられる前の13日にも登板したが、惜しくもトップを逃していた寿人。この日も序盤はBEAST Xの鈴木大介(連盟)、TEAM RAIDEN/雷電の黒沢咲(連盟)らに先行される我慢の展開が続いたが、南3の親で2600オールを和了ってトップに立つと、連チャンの1本場でも黒沢から12000を和了って抜け出した。オーラス親番の大介に4000オールを和了られ迫られたが、最後は黒沢が3着確定の和了りをし、寿人トップのまま試合終了となった。
なお、試合終了後に寿人は「今日だけ失礼します」と対局者3人に断った上で、生前に前原さんが「Mリーグ」の試合で勝利した後に見せた天を指差すポーズをしてみせ、天で見守る前原さんに届ける1勝となった。
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