映画「ダウントン・アビー／グランドフィナーレ」が来年１月16日公開　英国歴史シリーズの完結編

映画「ダウントン・アビー／グランドフィナーレ」が来年1月16日に公開されることが13日、発表された。

「ダウントン・アビー」は2010年9月から英国で放送された歴史ドラマ。20世紀初頭のヨークシャーを舞台に、貴族クローリー家とその屋敷で働く使用人たちの人生を描く。1912年のタイタニック号沈没から第1次世界大戦を経て、時代の変化と英国貴族たちを描き出してきた。世界200カ国以上で放送されて大ヒットの人気シリーズとなり、エミー賞・ゴールデングローブ賞など数々の栄誉を獲得した。日本ではスターチャンネル、NHK等で放送された。テレビ版は15年のシーズン6までの全52エピソードで幕を閉じた。19、22年に映画として復活し、日本でも公開された。

今回は映画版第3弾で、シリーズ開始から15年を経ての完結編。物語は1930年、クローリー家とダウントン・アビーの使用人たちは、夏の社交シーズンをロンドンで迎えていた。しかし、長女メアリー離婚のニュースが、社交界を揺るがし、一家の名声を脅かす。社交界から締め出されたメアリーの前に現れたのは、ニューヨーク出身の財務アドバイザーのサムブルック。母コーラの弟ハロルドに連れられてダウントンを訪れ、離婚直後のメアリーに甘い言葉をささやく。彼はハロルドがコーラの遺産を投資につぎ込み大失敗したことを告げ、財政難に苦しむダウントンを救うために、ロンドンにある社交用の別荘を売却することを提案。しかし、父ロバートは英国貴族としてのプライドをかけて猛反対。そして変わりゆく時代の中で、次世代へバトンをつなぐために大きな決断をする。