
あなたは「事故物件」と聞いてどんなイメージが思い浮かぶでしょうか。ひょっとしたら事故物件=幽霊がでるといった印象を抱いている人もいるかもしれませんが、ほかにもいろんなパターンがあるようです。
みんなが考える「絶対に住みたくない事故物件1位」ってなんだと思いますか?
【家賃が安いなら住んでみたい!?】
引越しするときに気になってしまう事故物件。不動産情報メディア「訳あり物件買取プロ」が全国の男女500名を対象におこなった調査によると、どうやら「住んでもいい事故物件」と「どうしても無理な事故物件」あるようで。
住んでみたい事故物件で第1位にランクインしたのは「家賃が安い」(54.2%)。2位以下の結果はこちらです!
2位 事件性がない(34.6%)
3位 内外装がきれいになっている(18.2%)
4位 立地がいい(9.8%)
5位 発見までの期間が短い(5.8%)
6位 人が亡くなっていない(5.6%)
7位 心霊現象が起きない(3.2%)
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たしかに、家賃が安いのは魅力的ですよねぇ。事故物件の場合、通常なら手が届かないようなグレードのおうちに住めるパターンもありますし、むしろ「魅力的」「積極的に検討したい」という人も多そう……!!
2位以下に投票した人からは「殺人や放火は嫌だけど、孤独死や病死なら大丈夫」「部屋がきれいであれば気にならない」といった意見も寄せられていたみたい。たしかに、事件性がなくて見た目にもきれいなら、問題なく住めるような気がします。
【絶対に住みたくない事故物件は】
住んでもいい事故物件もあれば、逆に「どうしても無理な事故物件」というものも存在します。
絶対に住みたくない事故物件の圧倒的1位は「殺人事件があった」(55.0%)」。投票した人たちから具体的な意見を聞いてみると……?
「現実的に防犯面が危険そうで嫌」(40代 男性)
「近所で噂になると嫌だから」(50代以上 女性)
「霊現象も怖いが、リセールする際にも影響してくると思う。『ネットで調べれば出てくるような事件』が起きた物件は避けたい」(30代 女性)
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なんというか、みんな現実的ィ! 私なんて「殺人事件が起きた部屋=なんだか怖い」という漠然とした考えしか思い浮かびませんでしたが、いわれてみればたしかに「セキュリティ」や「物件の値段(不利益)」は大事な要素だよね。続いて2位以下の結果も見てみましょう。
2位 住人が自殺した(21.4%)
3位 火災があった(9.2%)
4位 事件事故の痕跡が残っている(9.0%)
5位 理由問わず人が亡くなった(8.4%)
6位 心霊現象が起こる(7.8%)
7位 発見まで時間がかかった(4.0%)
ふむ……こうしてみると、幽霊よりもむしろ、事件や自殺など人間が関わった事例に拒否感を抱く人が多いのかも。なお、2位以下に投票した人からはこんな意見があがっていました。
「自殺が続く物件もあると聞く。『空気の循環が悪い』『湿気が多すぎる』など、精神に影響する要素が家にある場合があると考えるため」(50代以上 男性)
「火事で焼けた部分と焼けていない場所がチグハグで違和感があり、雨漏れや床に悪影響を与えていると思うから」(20代 男性)
「事故当時の跡や臭いなどがまだ残っている部屋は辛いです。日常生活で事故物件だと思い出してしまうので」(50代以上 女性)
さて、あなたはこの結果をどう思うでしょうか。
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参照元:訳あり物件買取プロ、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ
