ウーゴ・ウゴチュクウ(VANTELIN TEAM TOM’S) 2025スーパーフォーミュラ鈴鹿合同テスト/ルーキーテスト 12月12日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同テスト・ルーキーテストは3日目を迎え、最終走行枠となるセッション6ではウーゴ・ウゴチュクウ(VANTELIN TEAM TOM’S)が最速タイムを記録。ルーキーテストの総合トップになるとともに、3日間の合同/ルーキーテストにおける総合トップタイムを記録している。
午前に行われたセッション5に続き、スーパーフォーミュラ決勝レースへの出走経験が4戦未満のルーキードライバー専有走行枠となったセッション6。出走するドライバーの顔ぶれは3日目午前のセッション5とほぼ同じとなったが、San-Ei Gen with B-Maxの50号車は前半にザック・デビッド、後半に清水康弘がステアリングを握った。
リスタート後は各車が最初のアタックシミュレーションを実施し、小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)が1分38秒335をマークする。これが最初のターゲットタイムとなり、2番手にルーク・ブラウニング(KONDO RACING)、3番手にフレディ・スレイター(VANTELIN TEAM TOM’S)が続いた。
そんななか、梅垣清(docomo business ROOKIE)がスプーンコーナー立ち上がりでスピンを喫してグラベル上でマシンを止め、開始19分半にセッションは2度目の赤旗中断に。コースサイドのバリアと軽く接触した梅垣だったがマシンに大きなダメージは見受けられず、リスタート後に再度コースインすることが叶った。
残り時間が3分を切るとふたたびアタック合戦の幕があがり、1分36秒862をマークしたウゴチュクウがトップに浮上する。各車とも自己ベストを更新する走りを見せて2番手に鈴木斗輝哉(Kids com Team KCMG)、3番手に小林が浮上するが、セッション終了までウゴチュクウのタイムを破るドライバーは現れず。唯一1分36秒台にタイムを入れたウゴチュクウがルーキーテストの総合トップとなるとともに、3日間の合同/ルーキーテストの総合トップタイムを記録した。