WEST.が見せた“唯一無二”のライブ体験。ミュージカル風コントからアコースティック演奏まで

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2026年05月12日 16:20  日刊SPA!

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「だ だ だ!だ!だ!だだ!」
横浜アリーナに響き渡る印象的なフレーズとともに、ポップアップで勢いよく飛び出して歓声を浴びた。7人組グループ・WEST.が『LIVE TOUR 2026 唯一無二』の横浜公演を5月5日に開催し、約1万5000人のファン”ジャス民”が集結した。今年CDデビュー12周年を迎えた彼らは、新作アルバム『唯一無二』を引っ提げて、全31曲のパフォーマンスでファンを熱狂させた。

今回のテーマは、”唯一無二を探す旅”。メンバー全員で構成・演出を練り上げたというセットリストは、7人が車に乗り込みガレージを飛び出すシーンから物語がスタート。デビュー12年、誰1人欠けることなく歩んできたWEST.が見せる”唯一無二”のステージとは何か――。
 
重岡大毅が作詞・作曲を手がけたアルバムリード曲「これでいいのだ!」で開幕すると、1曲目から会場は大盛り上がり。間奏では早くもファンとのコール&レスポンスで「これでいいのだ!」を大合唱。続いて、「俺たちのラブソングを受け取れ〜!」という重岡の掛け声とともに「ええじゃないか」へと続き、フルスロットルに加速していった。

3年ぶりに披露されたユニット曲も必見だ。「JAPALOUD」では、中間淳太と神山智洋が扇子を振り回し、法被姿の関西ジュニアとともに和テイストたっぷりのポップソングで舞い踊る。一方、「スピン」では、重岡と濱田崇裕が愛くるしい歌詞をやわらかな歌声で歌い上げる。さらに桐山照史、藤井流星、小瀧望による「エラーコード」では三者三様の声のハーモニーと色気の掛け合いなど、それぞれの新たな個性も光った。

また、WEST.ライブの風物詩となっているコントコーナーでは、メンバープロデュースの新作ミュージカル風コント『俺たちの True Love Story 〜episode.1〜』がスタート。ビバリーヒルズの大学生に扮した7人が繰り広げるのは、恋と青春のドタバタコメディだ。ダンスパーティーに向かう途中で起きた写真をめぐる誤解から、「バカ女だったのね」「このバカヤロー」などと英語と日本語が入り混じる大混乱に。ラストはツアーテーマにかけた”唯一無二”のオチで締めくくると、会場は爆笑の渦となった。

ほかにも、「大阪とんとんダンス」では、ステージのリフターを歌唱メンバーのパートごとに上下させたり、ひょっこり顔をのぞかせたりと、関西出身のWEST.ならではのユニークな演出で楽しませた。その一方で、キャンプファイヤーの火を囲みながら「虹をかける僕ら」のアコースティック演奏を披露。重岡がピアノ、中間が鉄琴、桐山がパーカッション、濱田と神山がアコースティックギター、藤井がタンバリン、小瀧がシェイカーで音を重ねて、しっとりとした空気が会場を包み込んだ。

ライブ後半は、真骨頂の観客参加型パフォーマンスへ。「しらんけど」「しらんのかい」のコール&レスポンスで会場が揺れ、「ウェッサイソウル」では、クラップやジャンプで全身を使ってファンとともに盛り上がった。本編ラストに披露したのは「リプライ」。このタイトルの通り、WEST.から応援してくれるファンへの返信。ラスサビではステージで一列になり、歌詞に込められた力強いメッセージを届けた。

印象的だったのは、アンコールで7人が並んで同じペースで花道をゆっくりと歩きながら、ファンに手を振って笑顔で応える姿だ。ラストは、再び「これでいいのだ!」をメンバーとファンが一体となって大合唱。明るく前向きなメッセージとともに、全31曲を全力で駆け抜けた。

CDデビューから12年間、7人で歩み続けてきたWEST.が磨き上げてきたライブでの一体感はまさに唯一無二。この夏もあらゆるステージで熱く暴れ回ってもらいたい!

取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧

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