セメニョ芸術弾でシティがFAカップ優勝[写真]=Getty Images FAカップ決勝が16日に行われ、チェルシーとマンチェスター・シティが対戦した。
今季ここまで無冠に加え、プレミアリーグでもヨーロッパコンペティション出場圏外の9位に甘んじるチェルシー。ただ、FAカップでは準決勝でリーズを1−0で退けて決勝進出。今季唯一のタイトルとともに来季ヨーロッパ出場へ重要な大一番ではリース・ジェームズやエンソ・フェルナンデス、コール・パーマー、モイセス・カイセド、ジョアン・ペドロといった主力がスタメンで起用された。
一方、すでにカラバオカップを制し、プレミアリーグでは残り2節で首位のアーセナルを2ポイント差で追う2位に位置するマンチェスター・シティ。今季国内カップ2冠とともにリーグ逆転優勝へ弾みをつけたいシティズンズは、GKにカップ戦メインで起用されたジェームズ・トラッフォードを起用し、ラヤン・シェルキをベンチスタートとしたが、ロドリの復帰にアーリング・ハーランド、アントワーヌ・セメニョ、ベルナルド・シウバ、ジェレミー・ドクら主力を起用した。
立ち上がりからボールの主導権を握ったマンチェスター・シティは、開始7分にオマル・マルムーシュが最初の枠内シュートを記録すると、サイドを起点に押し込みながらセットプレーでロドリが際どいヘディングシュートも放っていく。
以降はマンチェスター・シティが圧倒的にボールを握り、チェルシーも少し引き込む形でのハイラインの背後を狙ったロングカウンターを仕掛ける。22分にはエンソ・フェルナンデスのスルーパスで背後を取ったジョアン・ペドロがボックス右でシュートを放つが、これはバランスを崩して枠に飛ばせない。
前半半ばから終盤にかけてはこう着状態に陥る。チェルシーはフィニッシュまで持ち込むことはできないものの、奪いどころを定めた守備でリズムを掴むと、徐々に相手陣内でのプレータイムを増やしていく。
前半終盤の43分にはなかなかリズムが出ないマンチェスター・シティに久々のチャンス。マーク・グエイの縦パスでボックス左に抜け出したハーランドが左足シュートを放つが、ここはGKロベルト・サンチェスの好守に阻まれた。
前半序盤はマンチェスター・シティ、前半終盤はチェルシーと主導権が入れ替わったなか、拮抗のFAカップファイナルは0-0のスコアで後半へ折り返す。ハーフタイムに動いたのはマンチェスター・シティ。前半いまひとつのプレーだったマルムーシュを下げてシェルキを投入。前半同様にボールを握って押し込む入りを見せた。
時間の経過とともにチェルシーが押し返して再び一進一退の攻防が続くと、65分にはロドリを下げてマテオ・コバチッチを投入したマンチェスター・シティ。そんななか、72分にはボックス右でボールを受けたハーランドからの右足の折り返しをゴール前のセメニョが巧みなバックヒールでゴール左隅に流し込み、今冬の新戦力が大仕事をやってのけた。
これで厳しくなったチェルシーは失点後にマルク・ククレジャ、リース・ジェームズを下げてペドロ・ネト、リアム・デラップと続けてアタッカーを投入。さらに、足が攣ってしまったジョアン・ペドロを下げてアレハンドロ・ガルナチョをピッチに送り込んだ。
行ったり来たりの展開となった最終盤の攻防ではマンチェスター・シティが追加点のチャンスを活かし切れず、最後まで緊迫感のある状況が続いた。それでも、チェルシーの決死の攻撃を撥ね返し続け、拮抗したファイナルを見事に制した。
この結果、2022−23シーズン以来、8度目のFAカップ制覇を決めたマンチェスター・シティがカラバオカップに続く国内カップ戦2冠を達成した。
【スコア】
チェルシー 0−1 マンチェスター・シティ
【得点者】
0−1 72分 アントワーヌ・セメニョ(マンチェスター・シティ)
【動画】セメニョ芸術弾でマンCが今季2冠目
セメンヨの技ありヒールで
シティがついに先制🧙♂️✨
マンチェスター・Cが
チェルシーのゴールをこじ開ける🔥
🏆 FAカップ 決勝
⚔️ チェルシー v マンチェスター・C
📺 https://t.co/dAd7CEtCfE pic.twitter.com/5FfjRoGorm— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) May 16, 2026
前半27分 シティに決定機✨
マテウス・ヌネスの
裏抜けからのクロスに
ハーランドが合わせるも
惜しくもオフサイドに🏳
🏆 FAカップ 決勝
⚔️ チェルシー v マンチェスター・C
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