【陸上】田中希実「なぜ走るのか、なぜ自分は生まれてきたのか」苦悩の中で異例の2種目挑戦

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2026年05月17日 14:52  日刊スポーツ

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セイコーゴールデングランプリ陸上2026女子1500メートル、スパートをかける田中希実(右)(撮影・垰建太)

<陸上:セイコー・ゴールデングランプリ(GGP)>◇17日◇東京・MUFGスタジアム


田中希実(26=豊田自動織機)が2種目に出場し、1500メートルは4分17秒43で日本人トップの4着、約1時間半後の3000メートルは8分55秒95で日本人2番手の5着だった。「全盛期のころとほど遠いレースでしたが、今の自分から逃げずに向き合えた。負けることに縛られず、今、自分にできること、したいことを大事にできた」と独特の言い回しで振り返った。


今月4日の「ゴールデンゲームズinのべおか」では5000メートルで16分0秒89で21位にとどまった。心に迷いが生じ「なぜ自分は走るのか。自分自身は走るために生まれてきたと思っていた。なぜ走るのかを問い始めると、なぜ自分は生まれてきたと考えてしまった」という。そんな中、異例の2種目挑戦を決断。「自分に活を入れるため。甘えを出さないため」と自身を見つめ直した。


この日は自己ベストとは開きのある結果となった。ただ、すがすがしさも感じたようで「自分のしたいことをして負けたので、スタートラインに戻ってくることができた。今までは2本目を走る時に怖いと思っていたが、今日は3000メートルを走る時も楽しんで走れた。久しぶりの感覚で走れた」と充実感を漂わせた。


1500メートルの1着はホフマン(ルクセンブルク)で4分16秒11。3000メートルの1着はジャネット(ケニア)で8分39秒24だった。

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