
漫画家・三原順の画業を特集した書籍『総特集 三原順 増補版 ―想いあふれ、物語は続く―』(河出書房新社)が6月26日に発売される。あわせて、同書と「幻の自筆原稿」全64ページを特製BOXに収納した『三原順スペシャルBOX ≪数量限定版≫』も同日に発売される。
本書は、2015年刊行の『文藝別冊 三原順』に48ページを増補した改訂版となる。2026年は三原順の没後30年、代表作「はみだしっ子」シリーズ誕生から50年にあたる節目の年で、《三原順・パーフェクトガイド》として11年ぶりに編み直された一冊となる。
増補内容には、「はみだしっ子」シリーズ誕生直前に描かれた幻の自筆原稿の冒頭部分を本邦初公開で収録するほか、もんでんあきこ、西炯子、笹生那実による新規寄稿、「三原順を忘れない」没後30年座談会の新規掲載などが含まれる。代表的なカラーイラストも多数追加収録され、カラーページは128ページに増量される。
構成は全4章。「はみだしっ子」を中心とした70年代の作品世界、『花とゆめ』『LaLa』掲載のキャラクターグッズやセルフパロディの紹介、80年代以降の作品をめぐる論考などを収める。対談ではくらもちふさこ×笹生那実、ひこ・田中×土居安子が登場し、ヤマザキマリ、手塚るみ子、小長井信昌のインタビュー、藤本由香里、ヤマダトモコ、川原和子、村上知彦、米沢嘉博、立野昧らの論考・コラムも掲載される。はみだしっ子・番外編「音楽教室」も再録される。
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同時発売の『三原順スペシャルBOX ≪数量限定版≫』には、スペシャルデザインのBOXに『総特集 三原順 増補版』全208ページと、「幻の自筆原稿」全64ページの完全再現版が収納される。予約先着順で、売り切れ次第販売終了となる。「幻の自筆原稿」単体での販売は行われない。
三原順は1952年北海道札幌市生まれ。1973年デビュー後、1975〜1981年に『花とゆめ』で連載された「はみだしっ子」シリーズが大ヒットし、熱狂的な支持を獲得した。以降も「X Day」「ムーン・ライティング」「Sons」などを発表。「ビリーの森ジョディの樹」シリーズ執筆中の1995年、病気のため42歳で死去した。
あわせて、2026年夏には東京で2つの原画展も開催される。江東区森下文化センターでは6月26日から7月14日まで「三原順 原画展 〜夢をごらん〜」を開催。関連イベントとして7月13日に笹生那実、酒井美羽が登壇し、藤本由香里がナビゲーターを務めるトークイベント「三原順の世界 〜笹生那実・酒井美羽 初めて語る「はみだし」トーク!〜」が実施される。また、スパンアートギャラリーでは7月17日から7月27日まで「三原順 原画展 〜LaLa創刊50周年記念〜」が開催される。
(文=リアルサウンド ブック編集部)
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