ウイリアムズのテスト&開発ドライバーを務めるビクトール・マルタンス(2025年FIA F2第12戦バクー) アトラシアン・ウイリアムズF1チームは、2026年F1第5戦カナダGPにおいて、テスト&開発ドライバーのビクトール・マルタンスをルーク・ブラウニングの代わりにリザーブドライバーとして起用することを発表した。この週末は鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権の第4戦と第5戦が開催されることになっており、ブラウニングはスーパーフォーミュラに出場することが決まっている。
ウイリアムズの発表のタイミングはかなり遅いもので、マルタンスはすでにカナダに向かっている。チーム代表のジェームズ・ボウルズがブラウニングのスーパーフォーミュラ出場を承諾した時点で、ブラウニングがいくつかのグランプリに帯同できず、マルタンスが代役に指名されることは明らかだったため、驚きはなかった。また第16戦シンガポールGPと第20戦ラスベガスGPもスーパーフォーミュラと日程が重複しているため、マルタンスは今シーズン中に少なくとも3回、アレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツとともに現場でチームに帯同することになるとシーズン開幕前から判明していた。
ウイリアムズはマルタンスについて、ファクトリーでアルボンとサインツと緊密に連携し、レースの週末中にマシンの開発とセットアップの調整に貢献してきたと声明のなかで述べている。
カナダGPはスプリント・フォーマットでの開催のため、フリー走行は金曜日の1回のみであり、マルタンスがそれに参加する予定はない。またシンガポールとラスベガスは市街地コースなので、この2戦でもマルタンスがフリー走行に出場する機会はないだろう。
なお2026年の競技規則に基づき、すべてのチームは各マシンにつき2回ずつ、合計4回のFP1において、ルーキードライバーを起用することが義務付けられている。そのため6月の第7戦バルセロナ・カタルーニャGPを皮切りに、ウイリアムズはブラウニングを起用すると見られている。それ以外のチームも、誰もがよく知るバルセロナ-カタロニア・サーキットをその機会に利用すると予想される。
[オートスポーツweb 2026年05月21日]