衆議院選挙制度に関する協議会で意見を述べる政策研究大学院大の竹中治堅教授(手前)。奥は中央大の中北浩爾教授=21日午後、国会内 衆院各会派で構成する選挙制度協議会は21日、有識者2人から意見を聴取した。与党が掲げる衆院議員定数(465)の1割削減に対し、有権者との接点が減少することを懸念する声が相次いだ。
政策研究大学院大の竹中治堅教授は「議員は国民の意見を国政に伝える重要な役割を担っている」と指摘。「『身を切る改革』として議員を特権階級・既得権益と扱うのは一つの政治手法にすぎない」と断じた。
中央大の中北浩爾教授も「現在の課題は政治と社会の乖離(かいり)だ」とした上で、「定数削減を一方的に進めることはあまり望ましくない」と訴えた。