乃木坂46梅澤美波「未来を作ることを楽しんでください」卒業コンサートで後輩に思いつなぐ

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2026年05月22日 04:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

卒業コンサートでパフォーマンスする梅澤美波 (C)乃木坂46LLC

乃木坂46梅澤美波(27)の卒業コンサートが21日、「14th YEAR BIRTHDAY LIVE」の3日目公演として東京ドームで行われた。グループに捧げた9年8カ月のアイドル人生。メンバーからもファンからも確たる信頼を得た3代目キャプテンは、大切な後輩に思いをつなぎ、最後の最後まで凜(りん)とした姿でステージに立った。


   ◇   ◇   ◇


「今日は私の乃木坂46人生を全てをここにぶつけます!ありったけの感謝を届けます!」


あふれんばかりの思いが、一瞬で会場に火を付けた。


気球に乗って登場すると、青と水色のサイリウムが輝く会場を見渡した瞬間に思わず涙がこぼれた。「空扉」で幕が開き「孤独な青空」「狼に口笛を」と続け、「私が愛する乃木坂46のあたたかさが皆さんに届きますように!」と心からの思いを叫んでみせた。


セットリストも強いこだわりを持って構成した。自身の初選抜曲「ジコチューで行こう!」など、自らの軌跡を一歩ずつ確かめるように、華麗に舞った。


1期生白石麻衣(33)に大きな憧れを抱き、飛び込んだアイドルの世界。「失いたくないから」では「先輩たちが作ってくださった乃木坂46が世界一のグループだと思います。私を導いてくださってありがとうございました」と感謝した。


加入した際は同期の中でもポジションが最後列だった。それでも真っすぐなまなざしでグループを、自身を見つめ続け、副キャプテンとして約1年3カ月、キャプテンとして約3年。最前線に立ち続けた。


アンコールで「強く見せたくて」と漆黒のドレスに身を包むと、「もし、もう一度生まれ変わって乃木坂46の人生を歩めるのなら、絶対に3代目キャプテンをやりたいです」と一切の迷いのない言葉を発した。


後輩には「あなたたちが乃木坂46だから大丈夫です」と伝え、「乃木坂46の未来を作ることを楽しんでください」とキャプテンらしく発破をかけた。


アイドル集大成となった3日間で約14万人を動員し大熱狂を生むことができたのは、グループを引っ張り続けた月日が正しかったことの何よりの証明だ。「今、自分に言葉をかけるなら、『本当によく頑張った。任された役目は100%全うできた』」。達成感がにじんだ。


「9年8カ月、本当にありがとうございました。これからの乃木坂46の未来を、皆さんに託します。とっても幸せでした」。遠藤さくら(24)からの「今まで抱えてきたものは4期生の背中に預けてください。私たちはもう大丈夫です」との言葉に深くうなずいた。どんな時も大切に貫き続けた「乃木坂らしさ」を愛するメンバーに継承し、新たな道へと歩み始めた。【寺本吏輝】


○…初日公演のアンコールで、バナナマンがフォークデュオ「赤えんぴつ」として乃木坂46に初めて提供した楽曲「君ばかり」をライブ初披露した。テレビ東京系冠番組「乃木坂工事中」で長年共演し「公式お兄ちゃん」とも呼ばれる仲。梅澤は「大好きです、おふたりとも!ありがとうございました」と設楽統(53)と、休養中の日村勇紀(54)に向けて感謝。遠藤は「大切な楽曲をいただいたので、何年も、何十年先もみんなで歌いつないでいきたいです」とほほ笑んだ。


○…梅澤の卒業に伴い、これまで副キャプテンを務めていた菅原咲月(20)が今日22日から4代目キャプテンを務める。20日に行われた2日目公演アンコールで発表され、菅原は涙ながらに「自分がこのバトン受け取るのはすごく不安もたくさんあります」と吐露。「ここにいる皆さんと一緒で、私も、乃木坂が世界で一番大好きです。誇りに思っています。このグループを守っていく覚悟もあります。これからよろしくお願いします」と覚悟を示した。

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