フェルスタッペンのポスターには日本語で『マックス』と書かれている
約2カ月ぶりにサーキットを訪れたF1ジャーナリストの尾張正博氏。F1バルセロナ・カタルーニャGPの舞台、カタロニア・サーキットは来年から隔年開催となるため、次の開催は2028年となる。次に訪れるまで少なくとも2年開いてしまうということで、今回はパドックだけでなくグランドスタンドの方まで足を伸ばし、現地の様子をお届けします。
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2027年からF1はバルセロナとスパ・フランコルシャンが交互開催となる。来年はスパの番なので、バルセロナにF1が帰ってくるのは早くても2028年。2年後も現場取材を続けているかどうかわからないため、見納めのつもりでグランドスタンド裏を散策することにした。
ヨーロッパのサーキットにはサーキットオリジナルショップを構えているところが多い。レッドブルリンク、シルバーストン、スパ、ハンガロリンク、モンツァ同様、このカタロニア・サーキットにも常設ショップある。
オリジナルショップで売られているものは、Tシャツや帽子の定番アイテムから、キーホルダーやライターなどの小物まで。中にはかわいいスタイも。
こんな壁画もあった。奥のミハエル・シューマッハはルイス・ハミルトン(フェラーリ)と並んでこのサーキット最多勝となる6度の優勝を飾っているカタロニア・マイスター。しかし、手前のアイルトン・セナはじつはこのサーキットで1度も勝ったことがない。
カタロニア・サーキットにはポスター屋さんがある。ランド・ノリス(マクラーレン)がモナコ仕様で、フェラーリのふたりがモンツァ仕様なのはわかるが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がオランダ仕様ではなく、鈴鹿仕様だったのは日本人として少し誇らしかった。
木曜日にピレリの広報がメディアセンターにやってきて、ひとりひとりに「明日の12時の記者会見、忘れないで絶対に出席してね」と言って回っていた。記者会見は「F1参戦500戦記念本」を出版したと招待状に書いてあった。ただ、場所はモーターホームではなく、国際自動車連盟(FIA)の記者会見場。これは何かあるなと思っていたら、金曜日になって「契約を1年延長して、2028年まで供給することになった」という発表があった。
記念本を手にするピレリの執行副会長であるマルコ・トロンケッティ・プロベラ(右からふたり目)とF1のステファノ・ドメニカリCEO(右端)、元FIA会長のジャン・トッド(左からふたり目)、そしてテストドライバーとしてピレリのタイヤ開発に貢献したニック・ハイドフェルド(左端)。
雛壇には上がらなかったが、記者会見にはチーム代表らチーム関係者も数名参列。その中にはアウディのマティア・ビノット(右端)やマクラーレンの広報を務めるルカ・コロヤーニ(左端)の姿も。ジャン・トッドがフェラーリでチーム代表を務めていた時代、ドメニカリはチームマネージャーとして、ビノットはエンジン部門の開発責任者として、そしてコロヤーニは広報として、トッドを支えていた同志。記者会見が終わると、旧交を深めていた。
記者会見が終わってピレリのモーターホームへ行くと記念本が置かれてあった。手にするのは取材歴750戦のスウェーデン人記者のフレデリック・AF・ピーターセン。
軽食も置いてあった。スペインといえば、イベリコ産の生ハム。とりあえず来年は来ないので、しっかりと食べ納めしておいた。
[オートスポーツweb 2026年06月13日]