「どうなるんだ日本は?」高橋克実、主演舞台に心境 井上ひさしさん作『花よりタンゴ』

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2026年06月16日 07:40  オリコンニュース

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こまつ座第158回公演『花よりタンゴ』に出演する高橋克実
 俳優・高橋克実(65)が、こまつ座第158回公演『花よりタンゴ』に挑んでいる。このほど大阪市内で取材会に出席し、見どころを語った。

【写真】高橋克実が挑む こまつ座第158回公演『花よりタンゴ』の場面カット

 同作は、敗戦で価値観や立場が一変した社会を、井上ひさしさんならではの切り口で描く。戦後の銀座のダンスホールを経営する元男爵家の四姉妹と、その男爵家の元使用人で闇成金になった男の物語。22年ぶりの上演となり、栗山民也氏が演出する。

 主演する高橋は「今の日本の状況と、捉えようによっては同じような状況」だとし、“混沌”というワードを織り交ぜ「これからどうなるんだ日本は?」と、作品に込められたメッセージをアピール。また、65歳にして「演劇学科の生徒になったよう」と稽古(けいこ)を表現し、充実感をにじませた。

 それほど、井上さん、演出の栗山氏は、高橋にとって大切な存在。「(高橋が20代後半の頃)演出家を生業(なりわい)にしている方で、初めて会ったのが栗山さん」と振り返り、「僕は小劇場、ちょっとアングラ系だったので、ジャージで裸足、頭に鉢巻なんかを巻いて稽古場に臨んでいたんです」と回顧。結婚式や靴紐を結び直すシーンがあり、「なんで裸足でやってるの?」「ジャケット着てやらなかったらできない」と教えられたと明かした。

 東京公演、山形公演、岩手公演を終え、石川公演(能登演劇堂、6月20日・21日)を経て、大阪・新歌舞伎座で6月26日〜28日に上演。新歌舞伎座に初出演ともなる高橋は「今観るべきお芝居」と力を込め、来阪に意気込んだ。

 共演は、朝海ひかる、南沢奈央、大原櫻子、平体まひろ、尾上寛之、枝元萌、朴勝哲、大田真喜乃。

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