2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP 優勝したルイス・ハミルトン(フェラーリ) スクーデリア・フェラーリHPのルイス・ハミルトンは、昨年の初めにフェラーリで行った2回目のテストで怪我をしたことを明かし、その影響は2025年シーズン開幕後も数カ月間続いたことを認めた。
フェラーリに加入してから数日後、ハミルトンはフィオラノで短いテスト走行を行った。その後ハミルトンとフェラーリのテストチームは、2月初めにスペインのバルセロナ-カタロニア・サーキットでTPC(Testing of Previous Cars/旧型車テスト)を実施し、フェラーリの2023年型マシン『SF-23』を走らせた。
チームメイトのシャルル・ルクレールが走ったのは、プレシーズンテスト開始前に彼がリズムを取り戻すためだったが、ハミルトンにとってはフェラーリのパワーユニットとギヤボックスの特性についてより深く学び、マシンのDNAを理解するチャンスだった。ところが3日間のテストのうちの2日目に、ハミルトンはターン12を抜けたところで激しくクラッシュし、マシンは修復不可能なほど損傷した。チームの情報筋によると、ハミルトンはターン12の出口で少しコースアウトして、左の前後のタイヤがグラベルに乗り上げてしまい、SF-23のコントロールを失ってコーナーの外側に設置されたバリアに衝突したということだった。
先週末の第7戦バルセロナ・カタルーニャGPで移籍後の初優勝を挙げた後、ハミルトンは、「実は昨年初めにここで怪我をして、数カ月間その影響が続いていた」と明かした。怪我の詳細は明かさなかったものの、後遺症がなくなるまでには時間がかかり、フェラーリでの2025年シーズンのスタートに影響が出たという。第2戦中国GPのスプリントで勝利した以外は、ルクレールのスピードに匹敵する結果を残せず、ハミルトンは多くの批判にさらされ、物事がうまくいかなかった時にはいくらか自信を失ったと認めた。
しかしハミルトンは、「僕が確信しているのは、決して自分自身を疑ってはいけないということだ」と主張した。
「それが、僕が自分のメンタリティに再び取り入れたことだ。ここまで自分のマインドを再構築し、以前の自分を取り戻した」
ハミルトンは自身を疑っていたものの、フェラーリ内部では誰も自分のキャリアが終わったとは思っていなかったと確信している。
「チームに(そのことを)伝える必要は本当に感じなかった。彼らは本当に親切で、苦しいレースの後ガレージに戻ると、『心配しないで。次だ』と言ってくれる。とにかくずっと支えてくれている。でも、こういう結果が出ればすべてが変わるし、自信を失っていたとしても、すべて戻ってくるだろう」
[オートスポーツweb 2026年06月17日]