マンチェスター・Uへの移籍が目前と見られるマタ [写真]=Getty Imagesチェルシーに所属するスペイン代表MFフアン・マタのマンチェスター・U移籍が目前に迫っていると、イギリスメディア『BBC』やイギリス紙『インデペンデント』など、各メディアが報じている。
『BBC』は、すでにマンチェスター・Uとチェルシーが移籍金3700万ポンド(約64億円)で合意しており、23日にメディカルチェックが行われると伝えた。4年半契約を結ぶと見ている。また、22日にチェルシーの練習場にマタが姿を見せ、すでにチームメートに別れを告げたと報じた。
『インデペンデント』はマタが受け取る給与に触れ、現在チェルシーから受け取っている週給7万ポンド(約1200万円)から15万ポンド(約2600万円)に増加すると見ている。
マンチェスター・Uはこれまで、2008年8月にトッテナムからブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフを獲得した際に支払った移籍金3075万ポンドが過去最高額だったため、クラブレコードになると『BBC』は併せて伝えている。
現在25歳のマタは、2011年夏にバレンシアからチェルシーに加入。同シーズンにチャンピオンズリーグとFAカップ、2012−13シーズンにヨーロッパリーグの獲得に貢献した。しかし、今シーズンから指揮を執るモウリーニョ監督下では、十分な出場機会を得られず、リーグ戦13試合(先発11試合)の出場にとどまっており、現在は公式戦3試合連続で出場機会がない。