「いつも他の子と我が子を比べてしまう親」から卒業する方法

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2014年03月29日 18:10  &Mama

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「いつも他の子と我が子を比べてしまう親」から卒業する方法

他の子どもと接するとき、必ずと言っていいほど” 成長の早い遅い”が話題になりませんか?


例えば、「もう歩いたの?」「もうオムツはずれたの?」「おしゃべりが早いね〜」など。こういった話になったとき、自分の子よりできる子だと何だか焦ってしまいませんか?


それで、家に帰って落ち込んだり、子どもに「あの子はもう●●できるんだよ」と言ったりするのは良くないことですよね。


他の子と比べないようにするには、一体どうしたらいいのでしょうか?


元幼稚園の先生の林智代乃さんに相談して、実際にやっていたことを教えていだきました。以下のような考え方を参考にするとストレスが軽くなるので、ぜひ試してみてください!



■比べる前に子どもの良いところを見つけて伸ばそう!


「まず、他の子と比べる前にそれぞれの子の”良いところ探し”をし、成長しているところを見つけるように心がけていました」と林さん。「その次に、たくさん褒めることで、”それぞれの成長”を評価するようにしてきました」とのこと。


これは、大人同士の人間関係のときでも大事なことですよね。


さらに、「その子にしかできないことだってあるのではないか」と、ありのままのその子を受けとめるように努めてきたそうです。


他の子と比べるとその子のすごい成長を見逃してしまうかもしれませんし、「やっとここまでできたのか」という感動が薄れてしまうこともありますよね。


色々な子どもがいるので、成長が早い子もいれば遅い子もいます。差があるといっても、ほんの少しです。むしろ、それをいちいち気にしている方が、子育てに悪い影響を与えてしまうこともありますよね。


そもそも、人と比べて自分の子がよくできているから素晴らしいのではありません。子どもが頑張ったことが素晴らしいのです。


もし比べてしまい気になってしまったら、「次はあれができるようになるのか」「もう少しこの部分にアプローチしてみよう」と考えてみてください。そして、そこで見つけた強みを活かして伸ばしてあげるお手伝いをしてみましょう。



■子どもに「将来どうなって欲しいのか」も考えよう!


また、「比べてしまうのは、子どものことを考えているということでもあります。そのため、そんなときは子どもにどうなってほしいのか、一度考えてみてください」と林さんは言います。


自分は子どもに「優れてほしい」のでしょうか? 違いますよね。優れてほしいというより、「少しでも生きやすくしてあげたい」のではないでしょうか?


このように、考え方を少しシフトするだけでも、比べることが少なくなります。


頑張っているママだからこそ、子どもの成長が気になってしまうこともありますよね。でも、頑張っているのは、子どもを大切に想い、愛している証です。その事実だけでも子どもは十分、すくすくと育っていきますよ。



最後に林さんから、「それでも他の子と比べて悩んでしまう」「どうしてもやめられない」という方に「大いに悩んでください」とアドバイスをいただきました。


「こうやって悩んでもらえることも、子どもにとっては幸せなことかもしれません。ただ、ひとつだけ注意があります。比べてしまって子どものマイナスな面に気づいたら、それはママの胸の中にしまっておいてください。


金子みすゞの詩にもある、”みんな違って、みんないい”ということを決して忘れないように!」


確かに、子育てしていると、つい人と比べてしまいがちですが、比べている時間がもったいないということに気づかされましたね。かけがえのない我が子の成長を、しっかり見守っていきましょう!



【取材協力】


※ 林智代乃・・・育脳英語講師。自宅にて0歳からの育脳親子英語教室を開催中。この教室は、こどもの特性を活かしながらバランスよく英語というツールを使って脳を刺激するスタイル。モットーは、「ママたちが楽しめる育児」!


ブログ『育児が楽しくなるママの居場所!0歳からはじめる育脳親子英語教室: 船橋・津田沼・薬園台』でも、読むことで育児が楽しくなるような情報を配信中。



このニュースに関するつぶやき

  • 思ったけどさ、なぜ自分の子供時代と比べないんだろうね。まぁ時代も違うしなぁw 日本の場合いろいろありすぎるから 戦後だろ?朝鮮戦争特需をきっかけに高度経済成長だろ?そしたら石油ショックで躓き
    • イイネ!1
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