ブラジルサッカー連盟(CBF)は、同国代表がブラジル・ワールドカップで決勝に進んだ場合、腰椎骨折で離脱したFWネイマールが復帰する可能性があると一部メディアで報じられたことについて、声明を発表して否定した。
ネイマールは4日のコロンビア戦で相手DFフアン・スニガのタックルでひざを背中に受け、腰椎を骨折。代表医療チームから大会中の復帰は不可能との見解が発表されていた。
一部ブラジルメディアはその後、腰椎骨折は48時間は激しい痛みがあるものの、その後は選手の動きを制限するものではなく、痛み止めの注射を打つなどして決勝でプレーする可能性を探っていると伝えた。
CBFは声明で、「無理な処置はアスリートとしての生命を脅かす」と発表し、「メディカルチームの見解を変えることはない」と、ネイマールの復帰はないことを強調している。