つい最近、長年付き合ってきた彼とめでたくゴールインした友人。聞けばなんと、かれこれ6年も付き合っているんだとか! これって結構な長続きですよね。今までケンカしたり、お互いに飽きたりすることってなかったの!? と聞くと、「ずっと一緒にいるけど特にケンカはしない」そう。旦那の話をする友人の姿からは「幸せオーラ」がバンバン出ていて、本当に羨ましくなっちゃいました♪ こんな風に、恋人とは仲良く安定した関係を築きたいものですよね。では一体、そんな理想の関係を築くには、どんな条件が必要なのでしょうか? 海外の調査でこんな興味深い結果が明らかに…!
同棲は恋を短くする? 一緒に住んでも恋愛関係を保つための同棲ルールとは?
英国の研究者・フラニエール博士が、同棲や結婚をしている1000人以上のスイス人に調査を行ったところ、「妻が夫より5歳以上年下で、かつ妻の教育レベルが夫より高い」カップルが、一番安定した生活を築きやすい…という研究結果を得たそう。これが本当だとしたら、今後の恋人選びや結婚相手探しに役立ちそう! では、年齢と教育レベルの差があるカップルは、なぜうまく行くの? 恋愛心理に詳しい、心理学者の富田隆さんにお聞きしました。
「女性のほうが男性よりも精神年齢が高いということは一般的にも有名な話。これは実証的な研究でも明らかになっています。精神年齢は経験を積むことで上がっていくので、自分より年齢の高い男性のほうが女性はメンタル面でのバランスが取りやすいといえるでしょう。さらに、頭のいい女性はコミュニケーション能力に長けた人が多く、人間関係をスムーズに築くことも上手。恋愛に限らず、仕事もデキる人が多いですね」(富田さん)
このコミュニケーション能力こそが“安定した恋愛関係”を築くための鍵。富田さんの著書『恋愛偏差値』によると、男性の心を掴むのが上手な女性は「受容能力」が高いのだそう。価値観の違いを受け容れられる柔軟さを持っているため、互いの衝突を避け、ケンカに発展する前に対処できるのだとか。ほかにも、思ったことを自分の言葉できちんと伝えられる「伝達能力」や、相手の心の変化をキャッチする「観察能力」など、人間関係を築く上で重要な能力を持ち合わせているのだそうです。
「『好き』のひと言が言えず相手を不安にさせていたり、落ち込んでいる彼に気付いてあげられなかったりしたら、だんだんと二人の間にはズレが生じてしまいますよね。互いにコミュニケーション能力が高いカップルは、自然と長続きするはずです」(同)
という富田さんご自身も、奥様より9歳も年上だそう。なるほど…説得力が増します!恋人探しに奮闘中の人や婚活中の人は、気になる相手と自分の年齢差を比べてみると、長続きするかどうかが分かっちゃうかもしれませんよ!?
(池田香織/verb)