予選ポールの中嶋一貴「クルマは贅沢なくらい速かった」/スーパーフォーミュラ開幕戦予選会見

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2017年04月22日 17:42  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ開幕戦予選会見
22日、鈴鹿サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権開幕戦の公式予選を終え、予選トップ3ドライバーがセッションを振り返り、決勝への展望を語った。

■中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S):予選ポールポジション
 (予選を終えて)安心したのが今の一番の気持ちです。冬のテストの時からクルマの調子はよく、昨年からレベルアップした状態で今シーズンを臨めるだろうと思っていました。

 ですが、金曜日の走り出しから妙にタイムが速かったので逆に重荷にもなったりもしていました。

 予選までに周りが合わせてくるだろうと思っていたので嫌な感じもしていたのですが、クルマは贅沢なくらい速かったので良かっです。

 プレッシャーもありましたし、予選Q2のタイムを見ても(国本)雄資が速かったのでどうなるかと思いながらQ3に挑みました。(国本の)前に行くことができて自分としては満足もしていますし、安心したという感じです。

 クルマがいいということが大前提としてあるので、(開幕戦は)勝たなきゃいけないレースだと思っています。

 コースレコードについては今回ポールポジションを獲る人がコースレコードだと思っていたのでそこまで意識はしていないです。クルマも運転していて楽しくて速い。名前に恥じない車になっている。その結果がレコードに現れただけだと思っています。

■国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING):予選2番手
 (昨年の開幕戦に続き)また2番なので悔しいですけど、金曜の走行から中嶋(一貴)選手が速くて、クルマに問題もありながらも、路面の状態が上がってくると思っていたのでそこまで大きくセットを変更せずメニューをこなしました。

 予選Q1からQ2で路面が出来上がってきて自分たちのクルマに合ってきたので、Q3もしっかりと狙えると思っていたのですが、あまりタイムアップしませんでした。今回はQ2のグリップレベルが僕らの限界だったのかなという印象です。

 3月の合同テストのときの路面コンディションが良く、そこがグリップのピークだと思っていて、そこを基準にして今回の予選もアジャスト程度で戦いました。

 明日はスタートしかチャンスがないと思うのでスタートを決めることと、最善のピットタイムを見つけたいです。スタートで抜けなくてもピットで抜けるように(チームにも)頑張ってもらいたいです。

■山本尚貴(TEAM MUGEN):予選3番手
 週末通して特に中嶋(一貴)選手が速かったのでそこに届くのは結構厳しいなと思いっていたのですが、フリー走行から予選Q3まで流れを見るとうまく合わせ込めたと思います。

 最後Q3に関してはセクター1とセクター2で結構大きなミスをしてしまいました。ですが、リスクを背負って攻めなければいけないという覚悟のうえでの3番手なので、今はこの結果を受け入れたいと思います。

 今週末の注目がチームメイトのピエール(・ガスリー)選手の方にいっていたので、やっと自分が写真に写ることができてよかったです。

 彼がいることで自分のレベルやチーム全体のレベル、士気も上がっていると肌で感じていますし、これをうまくシーズンの争いに活かせるようにしたいです。

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