ロッテ、和田の足で1点をもぎ取る　吉井監督「和田のスピードは相手にとって脅威になる」

CSファイナルステージ第2戦
● オリックス 5 − 6 ロッテ ○
＜10月19日・京セラD大阪＞

　ロッテの和田康士朗が19日に行われたオリックスとの『2023 パーソル クライマックスシリーズ パ』ファイナルステージ第2戦』で、失敗が許されない場面で盗塁を決めた。

　4−5の9回に先頭の代打・角中勝也が四球を選ぶと、和田が代走で登場。続く安田尚憲の打席中に二塁盗塁を決め、安田の一塁ベース直撃の当たりで同点のホームを踏んだ。

　吉井理人監督は盗塁した和田について「グリーンライトなので確率よくいけるなら行けのサインなのでよくいってくれました」と称えた。また、CSで和田のスタメン出場がないことについて吉井監督は「終盤の和田のスピードは相手にとって脅威になるので、スタメンより大事なところで使いたいなと考えています」と説明した。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司）