「でもね、ナミカも反省しているみたいなの。うちは一人っ子だと思うから、きょうだいみたいに可愛がってほしい、って言っているのよ」母に言われましたが、正直「は?」という感想しか出てきません。都合が良すぎて、姉への不信感が増しただけです。
しかし母を責めても仕方がありません。「……考えとく」とだけ言って電話を切りました。率直な気持ちを言うと、姉には二度と会いたくありません。けれどスッパリ断るのも大人げないのかもしれません。悩んだ私は夫に相談してみました。
姉は自分がどれほど残酷なことを言ったのか忘れてしまったのでしょうか? 私に「子どもを可愛がってほしい」などと言う前に、ひどいことを言って申し訳なかったと謝罪をするのが先でしょう。しかも私に直接言うのではなく、母を伝書鳩みたいに使っているからよけいに気に入りません。
不妊治療の辛さは経験していない私には想像できないですし、あのとき姉が精神的に追い詰められていたことは考慮しないといけないのかもしれません。けれど傷つけられた方はいつまでもそのときの気持ちを覚えているのです。姉の気持ちに振り回されている気もして、とても納得できませんでした。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・マメ美 編集・井伊テレ子