【陸上】北口榛花、最終投てきで逆転V!「あははは」歓喜の笑顔…世界最高峰DLファイナル連覇

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2024年09月15日 05:04  日刊スポーツ

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ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナル 女子やり投げで連覇を果たした北口榛花(AP)

<陸上:ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナル>◇最終日◇14日(日本時間15日)◇ベルギー・ブリュッセル◇女子やり投げ



パリオリンピック(五輪)で日本女子トラック&フィールド種目で初の金メダルを獲得した女子やり投げの北口榛花(26=JAL)が、世界最高峰のDLファイナルで日本人初の連覇を果たした。6投目で今季自己最高の66メートル13を記録。得意の最終投てきで逆転のビッグスローを放った。


2投目に65メートル08で首位に立ったものの、以降は記録を伸ばせず。ほかの選手も65メートルに満たない投てきが続いていたが、6投目にアドリアナ・ヴィラゴシュ(セルビア)が65メートル23を投げ、北口は2位に順位を下げた。ただ、その直後の最終投てきで世界女王は力を発揮。観衆の手拍子に乗ってやりを放ち、大逆転に成功した。


記録を確認すると両拳を強く握りしめた。トラックの端で見守っていたデービッド・セケラク・コーチと抱擁し、トレードマークの笑顔で「あははは」と歓喜の笑い声を響かせた。


北口は22年世界選手権で銅メダルを獲得。23年には同選手権で金メダルをつかみ、同年のDLファイナルで日本勢初制覇を達成した。今季はパリ五輪で金メダルを獲得し、今大会でも優勝。1年以上にわたり、世界一に君臨し続けている。


◆北口榛花(きたぐち・はるか) 1998年(平10)3月16日、北海道旭川市生まれ。小6時にはバドミントンの全国大会で団体優勝。旭川東高1年までは競泳と陸上の二刀流。15年世界ユース優勝。日大へ進学後の19年からセケラク・コーチに師事。21年東京五輪12位、22年世界選手権で銅メダル。23年8月の世界選手権金メダル。同9月に日本記録(67メートル38)更新。父の幸平さんはパティシエでヘーゼルナッツが実る「榛(ハシバミ)」が名前の一部。179センチ。

このニュースに関するつぶやき

  • お父さんがパテシエで娘が陸上選手なのは、すごいことだね。背が高くて羨ましい。
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