関西の伝統ラジオ『ABCミュージックパラダイス』終了、のべ20年の歴史に幕　平日夜の新番組が決定

　大阪・ABCラジオの平日夜番組『ABCミュージックパラダイス』（月〜金　後10：00〜深0：30）が9月27日をもって放送終了することが、19日までに明らかになった。30日より、新たにワイド番組『ツギハギ』（月〜木　後9：15〜11：30）がスタートする。

【写真】『ABCラジオまつり2023』小縣裕介＆古川昌希、芦沢誠＆桂紗綾、塚本麻里衣アナも

　『ABCミュージックパラダイス』は、関西のラジオを代表する伝統の深夜番組で、「ミューパラ」の愛称で親しまれてきた。音楽リクエスト番組として、第1期が1991年10月に放送スタートし、芦沢誠アナウンサーらがパーソナリティーを務め、2009年7月まで続いた。

　その後、第2期として2021年10月に再始動。現在は、月曜＝Rover（ベリーグッドマン）・田淵麻里奈、火曜＝中嶋イッキュウ（tricot）・平野康太郎アナ、水曜＝ちろる（翠星チークダンス）・北村真平アナ、木曜＝下埜正太・鷲尾千尋アナ、金曜＝下埜・かわにしなつきがパーソナリティーを務めている。

　のべ20年の歴史に幕を閉じることが決まった。

　新番組『ツギハギ』は、「パーソナリティーとリスナー、ABCラジオの新たな歴史をつくる者たちを集めツギハギし、ABCラジオの夜をスタイリングするラジオプログラム」へ。月曜＝ヤーレンズ、火曜＝超能力戦士ドリアン、水曜＝ラフ次元、木曜＝国山ハセンが登場する。

　ダイアンらが出演した『よなよな…』（2014年3月〜21年9月）以来のトーク主体の生放送番組となる。