トヨタ新型『RAV4 CORE』(プロトタイプ) トヨタ自動車は21日、新型『RAV4』を世界初公開。日本での発売は2025年度内を予定していると発表した。
【写真多数】現代的なスタイリッシュなデザイン…新型『RAV4』内外装全部見せ 6代目となる新型『RAV4』は、「Life is an Adventure」を開発コンセプトに、「だれもがこのクルマでそれぞれのアクティブな生活を楽しんでいただけること」を目指して開発。5代目で刷新した「RAV4ならではの走り」をさらに追求し、新開発のハイブリッドシステムにより加速感を高めている。さらに、新時代にふさわしいデザインにより『どこへでも行けそう』と思える車に、そして、運転する人の使い勝手を考えた機能性と最新の知能化技術により『なんでもできそう』と思える車へと進化。
知能化を推し進めるキーとなるのは、トヨタ初採用となるソフトウェアづくりプラットフォーム「Arene」。「Arene」の採用により、さらなる「安全・安心」や、「移動の楽しさ」を実現し、新型『RAV4』は都市部の生活でもアウトドアでも、これまで以上にあらゆるライフスタイルにフィットする相棒のような存在となることを目指している。
新モデルはPHEV、HEVをラインアップ。PHEVには、トヨタ初搭載となる最新の第6世代ハイブリッドシステムをベースに、大容量の駆動用バッテリーや高出力充電器対応を組み合わせた、新開発のプラグインハイブリッドシステムを採用した。
また、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社で開発を進めているソフトウェアづくりプラットフォーム「Arene」をトヨタで初めて採用。新世代マルチメディアをトヨタ初搭載し、カスタマイズ可能なホーム画面の採用でユーザーひとりひとりに合わせた操作性を向上。また、音声認識の応答速度・理解精度を向上させ、さらに快適な対話が可能となる。また、最新のToyota Safety Senseを搭載し、先進機能の改良・追加でより安心なドライブを楽しめる。「Arene」の採用を皮切りに、SDV(Software-Defined Vehicle)の開発を本格化している。
なお新しくなった『RAV4』は、今後グローバルに180以上の国・地域のさまざまなユーザーに向け発売される。
『RAV4』は、「SUVはオフロード向けのクルマ」と位置付けられていた1994年、「アウトドアでも街乗りでも、見て・乗って楽しいクルマ」をコンセプトに掲げ、クロスオーバーSUVのパイオニアとして誕生。アメリカを中心に人気を博し、トヨタのグローバルコアモデルのひとつとなっている。