台風23号の影響で、12日は四国の太平洋側は強風や高波に注意

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2025年10月10日 16:44  日本気象協会

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日本気象協会

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台風23号は、12日(日)ごろに四国の南の海上を東へ進む見込みです。四国地方は太平洋側を中心に風が強まり、海上ではうねりを伴って波が高くなるため注意が必要です。また台風がもたらす熱帯由来の湿った空気の影響で蒸し暑くなりますので、体調管理にもご注意ください。

台風23号は、12日に四国の南の海上を東へ進む

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台風23号は10日15時現在、南大東島の北北東約150キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は1002hPaで、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルです。明日11日(土)には、奄美大島の東の海上へと進み、その後次第に進路を東向きに変えて、12日(日)には四国の南の海上を進む見込みです。
四国の太平洋側では12日を中心に風が強まり、海上ではうねりを伴って波が高くなりますのでご注意ください。また太平洋側沿岸部を中心に雨が降りやすく、雷を伴う所もあるでしょう。その他の所もにわか雨の可能性があります。

向こう1週間 季節外れの暑さに注意

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向こう1週間は、13日(月)のスポーツの日はおおむね晴れますが、そのほかは湿った空気や気圧の谷の影響で雲が広がりやすいでしょう。日差しは少ないものの、南から暖かな空気が流れ込んで、気温は平年より高く、最高気温は30℃前後の日が続きそうです。
季節外れの暑さが続き、日中はまだ半袖で快適に過ごせるでしょう。運動をする際などは、熱中症にもご注意ください。

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