寒暖差が激しい今年も、そろそろ温かい肌着を揃える人は増えてきたのではないでしょうか?
今回は、ユニクロとしまむらの肌着を比較していきます!
◆あったかインナーは機能よりも厚みが温かさのポイント
あったかインナーは、ユニクロのヒートテックをはじめ発熱機能の素材を使っているイメージが強いですが、実は発熱機能の高さより生地の厚さの方が温かさを感じやすいんです。
同じあったかインナーでも、厚みや風の通しにくさで温かさは変わるので、「とにかくあったかいものが良い!」という方は機能よりも厚さをチェックするのがオススメ。
また、発熱機能は汗を吸水することで温かくなる機能ですが、基本的には使用回数が増えると機能が落ちるので、できるだけこまめに買い替えましょう。
◆しまむらの圧勝!温かさだけじゃないフィット感
今回比較したのは、しまむらの「ファイバーヒート PREMIUM 潤っとリッチ」の8分袖ラウンドネック(税込 1089円)とユニクロの「ヒートテックUネックT 8分袖」(税込み 1290円)です。
比較をすると、厚みがしっかりあるのは、しまむらのファイバーヒート。どちらも保湿力と発熱機能がありますが、ユニクロは1290円なのに対してしまむらは1089円と201円お手頃です。
何より、しっとりとしたアイテムは着替えの際に肌に触れるとひやっとすることがありますが、ファイバーヒートは厚みがあって肌側がふわっとしているので、寒くなりにくいです。
温かいお洋服と合わせるなら、薄手のヒートテックでも良いかもしれないと思いましたが、同じLサイズでもユニクロの方がやや大きめ。そのため、着用した時にファイバーヒートは比較的フィット感が高かったですが、ヒートテックは生地が余ってしまいました。
普段のサイズとの誤差が少ない分、筆者の個人的にはしまむらの圧勝です!
◆肌あたりを気にするならユニクロも○
ユニクロの方はタグが印字になっているので、肌にチクチクしにくいのが嬉しいポイントです。
冬は乾燥してより肌あたりが気になる方も多い季節なので、タグの当たりが気になりやすい方はユニクロにした方が安心かもしれません。
◆たくさんの種類があるから、自分の好みに合わせて選んでみよう
発熱機能は温かく感じられやすいですが、お肌の乾燥にも繋がりやすいアイテム。乾燥やかゆみが出やすい方は注意が必要です。温かさだけを求めるなら、機能よりも肌に優しく温かい物を選ぶのが良いでしょう。
また、固い素材や重いアイテムではなく、軽くてふわっとした素材だと空気を含みやすく温かいのでオススメです。
「冬といえばヒートインナー」というイメージもありますが、肌側綿や綿100%、薄さや形など、種類も増えています。ぜひ吸湿発熱機能にとらわれず、ご自身の体との相性やどれくらいの期間着たいかなど、自分自身のニーズに合った商品を探してみてください!
<文/ちーちょろす>
【ちーちょろす】
下着の魔法使い。販売員時代の知識を活かして、下着で自分に魔法をかけるための知識をnoteやTwitter、YouTubeで発信中。特技はサイズを当てること。趣味は下着屋さん巡り