『モノノ怪』公開に感謝を伝えた神谷浩史 (C)ORICON NewS inc. 声優の神谷浩史が15日、都内で行われた『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』公開記念舞台あいさつに登壇。作品公開にあたって感謝を伝えた。
【写真】燃え盛る炎!観客が揺らす中で手を振る『モノノ怪 火鼠』キャスト陣 イベントでは、作品の魅力と収録の裏話を語った神谷。「エンターテインメント、映像作品っていうのは情報ではなく体験だと僕は思ってるので、この作品をご覧になって、心の成長と、そして人生が豊かになってくれたらうれしい」とし、「劇場はこの作品を楽しむためだけの空間なので。普段生きてると常にマルチタスクじゃないですか人間って。あれやりながらこれやってって考えてますけど、劇場はそうじゃない」と劇場での鑑賞を推薦。最後には「是非この貴重な体験をこの『モノノ怪』という作品から受け取ってくれたらうれしいです」と伝え、「ありがとうございます」と感謝の言葉で締めた。
本作は、2006 年に放送された『怪〜ayakashi〜』の一編「化猫」から派生し、翌年にテレビアニメシリーズとして放送されて以降、18 年にわたり根強く愛され続けている『モノノ怪』の劇場版2作目。2024年7月に初のアニメーション映画『劇場版モノノ怪 唐傘』が公開された。『劇場版モノノ怪』シリーズは3部作であることが発表されており、本作で『モノノ怪』の真骨頂である和紙テクスチャを活用した絵巻物のように絢爛豪華な世界観、主人公・薬売りのミステリアスな魅力など、独創的かつ密度の濃い映像美はそのままに、物語がさらなる発展と深化を遂げる。
舞台は第一章に続き大奥。世を統べる天子のお世継ぎを巡る家柄同士の謀略と衝突に焦点を当て、翻弄される女たちの心に渦巻く葛藤や苦悩を一歩踏み込んで描写。業火のごとく燃え上がる情念はやがて異形の存在・モノノ怪を産み落とし…。大奥が再び危機に見舞われるなか、薬売りとモノノ怪の新たな闘いが始まる。
イベントには神谷のほか、日笠陽子、戸松遥、堀内賢雄、鈴木清崇監督、中村健治総監督が登壇した。