「7歳で男娼」「大蛇」NHK大河「べらぼう」で「性に関する表現」注意喚起テロップ

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2025年05月12日 08:25  日刊スポーツ

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東京・渋谷のNHK(2023年10月撮影)

横浜流星(28)主演のNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(日曜午後8時)第18話が11日、放送され、冒頭で性表現に関する注意喚起のテロップが表示された。


(※以下、ネタバレがあります)


横浜演じる、江戸のメディア王”として後に名をはせる、蔦重こと蔦屋重三郎の人生を描くドラマ。18話では冒頭、「番組の一部に性に関する表現があります」と異例のテロップが表示された。同話では、蔦重と幼少の頃に生き別れ、後に喜多川歌麿を名乗る天才絵師の唐丸こと捨吉(染谷将太)と再会。一方、蔦重に協力する秋田藩藩士で「覆面戯作者」の朋誠堂喜三二(尾美としのり)は体調に異変が起き、筆が止まる事態となった。


注意喚起された性表現とみられる場面は、おもに2カ所。まず蔦重が、喜三二の様子を「腎虚になっちまった」と伝えられたシーンで、綾瀬はるかのナレーションで「腎虚とはこの場合、男性特有の病のことを指します」と説明された。蔦重に協力する見返りに吉原の遊郭に泊まる特権を得た喜三二だったが「腎虚」と聞き、落ち込んでうつろな表情となる。


その夜の場面で、喜三二は花魁の松の井(久保田紗友)との添い寝から目が覚めると、おもむろに下半身を凝視。体の一部が大蛇の化身となって部屋を大暴れし、医者が「好色の気がこのようなバケモノになった」とあわてて説明し、男性特有の機能であることを示唆した。結果、喜三二は大蛇が退治されたところで目を覚まし、夢だったという結末に。その結果、あらたな作品のアイデアを思い付いた。


さらに、蔦重と捨吉の再会シーンでは、捨吉の口から、過去の過酷な性的経験が語られた。再会した蔦重から再び絵の仕事に協力するよう要求された捨吉は、最初は拒否し追い出す。蔦重は近隣に住む男から、捨吉が客を取っていたと伝えられる。蔦重が日をあらため再訪すると、上半身裸で床に倒れた捨吉の姿が。「気を失っちまったんだと思います。荒いのが好きな客がいて」と、激しい行為の後だった様子が描写された。


捨吉はここで、母から客を取ることを強要された過去を激白。もともと捨吉をおろそうとしていた母からは愛情を受けず、「7つを過ぎたら客に売られるんだ」と、幼少から男の相手をさせられた様子を語った。家に男の客が来て、逃げようとしてもつかまってしまう場面とともに「痛いし、臭いし、散々だったけど、金を稼げば、おっかさんの機嫌がよくてね」と、捨吉の口から壮絶な過去が明かされた。


「べらぼう」では、第1話で現役セクシー女優の吉高寧々、藤かんな、与田りんが、殺された女郎の死体となって地面に置かれているシーンが登場したことで話題となり、インティマシー・コーディネーターとして浅田智穂氏の名前がクレジットされている。

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  • 臭いものに蓋をする時点で散々嫌悪感をしていた歴史修正主義と何ら変わらない
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