南海電鉄「サザン」10000系に復元塗装、新型車両の導入頃まで運行
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2025年05月12日 15:00 マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース南海電気鉄道は12日、特急「サザン」の車両10000系1編成(4両編成)において「なつかしの緑色」(濃淡グリーンのツートンカラー)を復元し、6月4日から運行開始すると発表した。運行期間は「現在計画している特急サザンの新型車両を導入する頃まで」とされている。
同社の創業140周年に加え、特急「サザン」の車両10000系が今年で運行開始40周年を迎えることから、「車両番号10004-10804-10104-10904」の編成を対象に1992年以前の塗装を復刻し、南海線の難波〜和歌山市・和歌山港間で運行する。現在、7100系1編成(4両編成)に1992年以前の復元塗装(濃淡グリーンのツートンカラー)を施して運行しており、復元塗装を施す特急「サザン」の10000系を連結した8両での運行は、創業130周年で実施した10000系と7000系の復元塗装以来、約10年ぶりになるという。
6月4日の運行開始に先立ち、5月31日に千代田工場で「10000系復元塗装の車両撮影会」を行う。2回に分けて開催(第1回は10〜11時、第2回は13〜14時)され、参加費は1名1万2,000円。各回120名、計240名を募集し、「ぶらりたび」ページにて5月14日10時から先着順で申込みを受け付け、募集人員に達した時点で募集を終了(キャンセル待ちなし)する。
5月20日から「南海電車グッズオンラインショップ」で、復元塗装の10000系をデザインしたクリアファイルや記念タオル、トートバッグなどのグッズ販売も行うとのこと。(MN 鉄道ニュース編集部)
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