片野ゆか原作『平成犬バカ編集部』NHKで実写ドラマ化　大東駿介・飯豊まりえが出演

　映画化もされた『北里大学獣医学部 犬部！』などで知られる作家・片野ゆかの『平成犬バカ編集部』が、NHK総合のドラマ10枠（毎週火曜　後：10：00〜10：45）で『シバのおきて〜われら犬バカ編集部〜』として実写ドラマ化されることが発表された。9月30日より放送開始、全9回。

【画像】メインキャストは大東駿介と飯豊まりえ

　物語の主人公は、かつてヒットを飛ばしたものの職場で孤立した雑誌編集者・相楽俊一。彼の唯一の“味方”は、愛犬の柴犬・福助だけだった。そんな彼が再起をかけて立ち上げるのが、柴犬専門の雑誌『シバONE』。職場からあぶれた編集者たちが集い、時にぶつかりながらも、犬との出会いを通して心を再生させていく、ヒューマン＆ケイナイン（犬）ドラマだ。

　編集長・相楽俊一を演じるのは、大東駿介。孤独な中年編集者が犬を通じて変わっていく姿を描く。共演の飯豊まりえは、犬嫌いながら編集部に配属される編集者・石森玲花を演じる。歯にきぬ着せぬ言動でたびたびトラブルを起こしていた彼女は、編集長の相楽とも馬が合わず、何かと対立してしまう。

　ほかに、片桐はいり、こがけん、篠原悠伸、やす、黒田大輔、水川かたまり、瀧内公美、勝村政信、松坂慶子と魅力的なキャストが勢揃い。脚本は『おっさんずラブ』などを手がけた徳尾浩司。殺伐とした、寄る辺なき令和の人間関係を犬が癒やし導く物語に注目だ。