ママスタ小学校に入りたての頃はママも子どももワクワクしたであろう、学校の授業参観。しかし学年が上がるにつれ、その熱がだんだん失われていく場合もあります。ママの来校を恥ずかしがるようになった子が「来ないで!」と言い出すのもきっかけのひとつですが、ママスタコミュニティで見つけたのは「参観する授業がつまらなくなった」というものでした。
授業がつまらないのは、先生の力量?内容そのもの?
『欠かさず行っていた授業参観ですが、最近本当につまらない。授業中はシーン、挙手がポツポツみたいな。学年が上がるにつれ、どんどんおもしろくなくなってきた』
投稿者さんのお子さんは、小学校高学年。「ママは別に来てもいいし、来なくてもいい」とのことで、年4回ほどの参観には仕事の都合をつけて参加しているとか。「行かなきゃいいかもしれないけど、行かないことになんとなく罪悪感もある」といいます。
『先生によっては、本当につまらないですよね。「参観日でこれじゃ、普段はもっとつまらないんだろうな。こんな授業が毎日だなんて、子どもたちがかわいそう」と思います』
「授業がつまらないから、行く気が半減」という投稿者さんに共感するコメントも、少なくありませんでした。つまらない授業というのは、このママも指摘するように先生の力量が足りないせいでしょうか。
『図工の授業が、紙を延々折ったり貼ったりしているものだった。「ごめん、ちょっとこれは」と思い、下の子のクラスに移動』
授業内容によることもありそうです。当人は楽しいであろう図工ですが、「ひたすら木材を塗る作業だったときは、他の授業が見たいと思った」という声もありました。「道徳がつまらなさすぎて、立ったまま寝てしまった」など、ママの興味を引く授業かどうかも大きいかもしれません。「教科を選んで、見に行っている」というコメントもありました。
投稿者さんが「おもしろい」と感じるのは、子どもたちが意見をぶつけ合うディスカッション形式の授業だそう。「事前に取った保護者アンケートの発表があったりと、親子で楽しめる授業もある」と、教えてくれたママもいました。毎回ではなくとも、何かしら特別感のある授業を用意してくれている学校もあります。
無邪気だった低学年の頃とは違う。「来ないで」宣言をされる場合も
『たしかに低学年の頃はみんな手を挙げて、かわいかったよね。4年生あたりから、授業がつまらなくなったかな』
学年が上がるにつれつまらなく感じる理由のひとつは、これかもしれません。無邪気にワイワイ発言していた低学年の頃とは違い、私語が減り”真面目な顔”をし出すようになる子どもたち。私語が減るのはもちろんいいことですが、見学者としては活気がなくなったように感じることもあるでしょう。「みんな声が小さくて、何を言っているかわからない。わざわざ仕事を休んでまで行く気がなくなった」というコメントもありました。
『高学年になると挙手する子も減って、雰囲気が変わるよね。子どもも「来なくてもいいよ」って感じだし』
一番大きいのは、わが子からの言葉です。投稿者さんもお子さんが「絶対に来てね!」と言うのなら、つまらない授業も頑張って行く気になるでしょう。
集まったコメントで「毎回行く」と教えてくれたママの理由で多かったのは、やはり「子どもが喜ぶから」。「私を見つけて、うれしそうにちょっと手を振る姿を見るためだけに、つまらない授業を見ている」という方もいました。たしかに「どっちでもいい」とは言いつつも、行けばそれなりにうれしそうな顔をしてくれる子はいます。「なんだかんだで、子どもは親の姿を探すから」という声もありました。
『高学年になったら来る人がガクンと少なくなった。クラスの半分くらいしか来ていない』
わが子の言葉を真に受けて、参加するママが少なくなることも考えられます。「来ないで!」宣言をされているならともかく、実際に行けばちょっとだけ喜んでくれるのかもしれません。
注目すべきは授業ではなく、わが子。成長を感じられるかも?
『授業参観って、そこ重視? 普段の授業風景を見るために参観するのでは?』
至極真っ当な意見もありました。わが子の姿を見るために行くのだから、おもしろさは無関係ということです。「授業がつまらなくても、私は自分の子どもに興味があるから行く」という声もありました。授業がおもしろければ儲けものですが、そうでなくともわが子を見ているだけでおもしろい。そう考えるママもいます。
『学校での様子はなかなか見られないから、貴重な機会。でも「家で様子を見ているから、それでいい」という人もいる。それぞれじゃない?』
なるほど、たしかにそれぞれのママの考え方次第です。
コメントの中には「月1ペースで授業参観があるので、行かないことも多かった」といったものも散見しました。機会が貴重ではなくなると、足が遠のいてしまうのはわかります。ただ投稿者さんのところは、年に数回の貴重な機会。授業の活気がなくなりつまらなく感じる気持ちもわかりますが、せっかく都合がつくのですから行って損はないのでは?
『学校で友達とわちゃわちゃしている姿を見ると、微笑ましい。家でぶーたれて宿題をするのとはまったく違う態度で勉強しているのを見ると、安心する。あとは子どもが普段過ごしている環境をじっくり見たり、雰囲気を体感したりしている』
授業だけでなく休み時間の過ごし方、給食時の雰囲気など、学年が変わればわが子の様子も変化します。それまでとは少し視点を変えてみると、新たなおもしろさに気づくかもしれません。「学年が上がるごとに、授業がつまらなくなった」と共感するコメントをくれたママの中には、「でも6年生くらいになると今度は授業内容そのものがおもしろくなり、行くのが楽しみに」という声も。大人が聞いても興味をそそられる内容になることもあるようです。
わが子もクラスも授業の様子も、変わらないことはありません。つまらない参観が続いたとしても、「もう行かない」と決めてしまうのはもったいないのでは。毎回ではなくても行けるときには参加して、そのときどきのわが子の成長ぶりを見てあげてはどうでしょうか。
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文・鈴木麻子 編集・佐藤さとな イラスト・善哉あん
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