自民党の麻生太郎最高顧問=3月10日、東京都千代田区 自民党の麻生太郎最高顧問は19日の麻生派例会で、立憲民主党など野党7党が提出したガソリン税の暫定税率廃止法案に関し「法案をこの時期に提出するのは、政策ではなく選挙に向けたパフォーマンス以外何物でもない」と批判した。
麻生氏は「有権者はよく見ている。パフォーマンスは見透かされることになるだろう」と強調。「(国会)最終盤での野党の振る舞いは、とにかく政局優先だ」と語った。
麻生派に所属する井林辰憲・前衆院財務金融委員長の解任決議可決については「強い憤りを覚える。委員長として当然の職務を果たしていた」と述べた。