党存続懸け、崖っぷち=社民党・福島瑞穂党首【党首奮戦記】

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2025年07月15日 07:34  時事通信社

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時事通信社

街頭演説を終え、有権者らに手を振る社民党の福島瑞穂党首=3日、東京・JR新宿駅前
 「(得票率)2%以上を取れないと、社民党は政党要件を失います。どうか力を貸してください」。11日、札幌駅前で切実に訴えた。公選法上の政党要件の維持へ正念場が続く。「社民党REBOOT(リブート=再起動)」と大きく書いた鮮やかな青い旗をはためかせ、「老舗政党」の再生を掲げる「崖っぷち」の選挙を戦う。

 「政治の役割は人を飢えさせないことと戦争を絶対にしないこと。両方が危ういから頑張りたい」。街頭演説では党が大切にする「平和と暮らし」を強調、存在意義を懸命にアピールする。東京・新宿駅前での演説後、サインを求めてきた若者には「愛と平和」と記した。

 30年近い党の歴史の半分近くで党首を務めた。党勢衰退の責任を同僚議員に面罵されたこともあったが、「一枚看板」として党を引っ張ってきた自負はある。ただ今回は比例代表に擁立したタレントの高い知名度にすがるなど、党存続のため、なりふり構わない。「生き残りを懸けた戦いだ。社民党が必要だ」。きょうも声をからして全国を回る。 

このニュースに関するつぶやき

  • 党首として今までタンマリの政党助成金を貪り、長らくの議員生活で引退後は潤沢な議員年金。勝ち組ですね。おめでとう。口には出さないけど大笑いしてんだろ。で二匹目のドジョウ狙いが山本や立花
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