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元ロッテの伊藤義弘(いとう・よしひろ)さんが6日、交通事故で亡くなった。43歳。6日の午後2時17分、福岡市城南区の交差点で運転していたバイクがタクシーと衝突。福岡市内の病院へ搬送されたが、午後4時16分に死去した。7日にロッテが発表した。
東福岡から国学院大に進学、JR東海を経て07年大学生・社会人ドラフト4巡目でロッテ入りした。10年にはチームはレギュラーシーズン3位からの日本シリーズ制覇。日本一を決める試合で2回無失点という成績で「胴上げ投手」になった。
翌11年には9月1日の日本ハム戦で登板時に折れたバットが左足に直撃し、左脚の下腿(かたい)三頭筋に打撲と挫創が判明。リハビリ生活が続き、復活することが出来ず、16年に引退した。8年間の現役生活で通算257試合に登板し、6勝13敗1セーブ、防御率3・83だった。
現役引退後は17年度から日体大の大学院に進学。修士号(体育学)と教員免許の取得を経て、20年には保健体育の教員として母校の東福岡高校に採用され、硬式野球部の監督に就任し、25年夏まで務めていた。
◆伊藤義弘(いとう・よしひろ)1982(昭和57)6月2日、福岡県生まれ。東福岡高から国学院大、JR東海を経て07年のドラフト会議で大学生・社会人ドラフト4に巡目でロッテ入団。1年目から51試合に登板するなど救援として活躍。10年の日本シリーズでは胴上げ投手になった。引退後の20年に母校の東福岡高に赴任。同年夏から今夏まで硬式野球部監督を務めた。通算成績は257試合で6勝13敗1セーブ、防御率3・83。177センチ、78キロ。右投げ右打ち。
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