限定公開( 1 )

仕事や家事が忙しくて手が離せないとき、愛犬や愛猫から「遊んで!」と熱烈な視線を向けられて罪悪感を抱いたことはないだろうか。そんな飼い主をサポートしてくれる電動ガジェット「ボールトイ」(880円)が3COINSから2月に登場した。
ペットショップやECサイトでは数千円することも珍しくない電動の自動走行おもちゃ──実際に試したところ、880円とは思えないほど愛犬を楽しませてくれた。どのような製品なのか、機能や使い勝手を紹介しよう。
●3COINSの「ボールトイ」は何ができる?
3COINSのボールトイは、内蔵バッテリーで動作するペット向けの電動走行おもちゃだ。ひもとボールが一体となっていて、スイッチを入れるとボール部分が回転して不規則に地面を動き回る。追いかけっこ&ボール遊びを誘発し、飼い主はハンズフリーでペットを遊ばせられる。
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ボール本体にあるスイッチ長押しで電源オン/オフ、短押しで動作モード切り替えとなる。ボールの動き方は3種類あり、LEDの点灯色で現在のモードを判別できる。それぞれのモードの具体的な動き方は取扱説明書などに記載されていないが、実際に試したところ、以下のような挙動であった。
・赤色LED:モード1(部屋を広く使って激しく動く)
・青色LED:モード2(前進後進を頻繁に切り替えて小刻みに動く)
・紫色LED:モード3(モード2の動きに加え、停止状態で振動してペットを挑発する)
●実際に遊ばせてみた
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我が家のマルポメ(犬)に遊ばせてみたところ、警戒心が強いためかなり吠えてしまったが、楽しそうに追いかけて体力を消耗していた。1歳で遊びたい盛りなので、飼い主が止めないといつまでも遊び続けてしまいそうだ。
タイルマットを敷いた仕切りの中でボールトイを放ってみたが、本体表面のシリコーンゴムが地面をしっかりグリップして動き回った。こうしたペット向けの電動走行おもちゃは初めて使ったが、小さなボディーでありながら想像よりもスムーズに激しく動くことに驚いた。実際にどう動くかは動画もチェックしてほしい。
試しに仕切りのないフローリングの上でも使ってみたが、壁に激突しながら動くため、それなりに音が出る。集合住宅では気を配る必要があるだろう。やはり仕切りがあるタイルマットの上で使うことをおすすめしたい。
ちなみに、2日目はうまくひも部分をくわえて場所を移動させる技を身に付けており、しばらく遊び続ければ犬も慣れて遊びの幅が広がりそうだ。筆者は雨で散歩に行けない場面で活用したいと思った。
●本体の仕様と、充電で気を付けたいこと
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ボールトイの本体サイズは約6.7(幅)×4.6(奥行き)×5.5(高さ)cmで、ゴルフボールぐらいの大きさだ。ボールをくわえられなくても追いかけるだけで楽しめるので、小型犬にも対応できるだろう。
電源を入れて約10分経過すると自動的に電源オフとなるため、ペットの遊び過ぎや電源の切り忘れを防ぐ安心設計となっている。とはいえ、ペットに遊ばせるときは目を離さないようにしたい。
バッテリー容量は300mAhで、充電時間は約90分だ。検証したところ、1回の満充電で約70分間(10分×7)動作した。
充電端子は一般的なUSB Type-Cを採用しているため、付属の充電ケーブルの他、スマートフォンやタブレットなどの充電ケーブルを利用できる。
ただし、充電環境には注意が必要だ。定格入力は「DC 5V/1000mA」とされており、高出力規格「USB PD」(Power Delivery)には非対応だ。USB PDに対応した高出力のACアダプターを使用すると、故障や異常発熱を招く恐れがある。ECサイトにある類似品のレビューでは、ケーブル発火の報告も確認できた。
この製品に限った話ではないが、安全のためにも説明書に記載されている通り、ワイヤレスイヤフォンなど小型機器の充電で使う低出力なアダプター(出力に1Aと記載されているもの)や、出力の調整機能があるもの、あるいはPCのUSBポートなどから充電することを徹底したい。PCやハイエンドのスマートフォンなどで使われるACアダプター(18W〜100Wなどと記載されたもの)は、同じUSB Type-Cであっても接続を避けるのが賢明だ。
●スリコらしい“絶妙なカラー”と“価格破壊”
3COINSが発売したボールトイの魅力は、類似品などにはない“スリコ特有のセンス”にある。
ほぼ同じ形状の製品がAmazon.co.jpで確認できるが、その多くは原色系の派手なカラーリングだ。対して3COINSのボールトイはインテリアになじみやすい落ち着いたブラウンを採用している。最近の3COINSらしい色味で、リビングに転がっていても違和感がない。
さらに税込み880円という価格もうれしいポイントだ。万が一、愛犬がボールトイに興味を示さなかったとしても「まあ880円だし……」と諦めがつく絶妙なラインだろう。
「安かろう、悪かろう」を脱し、デザイン性と利便性を両立させたこのボールトイ。忙しい飼い主の、そして運動不足気味なペットの新たな相棒になる可能性を秘めたいい商品だ。
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